疲れ気味・・・ | WAS IT ALL WORTH IT ?

今日は、スタッフ全員が出勤。

会長は、建設会社さんのVE案の件で打ち合わせ。

その後、某様邸の基本設計を行う。


設計部のスタッフは、某分譲住宅会社さんから依頼のあった

分譲住宅の設計を2棟と倉庫の設計、その他もろもろの

設計業務を優先順位を考えながら行っている・・・。


私は、子供を会社で遊ばせ・・・昨日の続き。



ややこしい計算をしていたら、娘が突然やってきて、


「ちょっとおとうさん、出かけてくるから

たまごっちをトイレに行かせといて。」


「は??」


「もし、もらしちゃったら、水流しといて。」


「ちょっと待った!やり方知らんぞ。」


「いいから、いいから。お願いしますね。」


と、言い残し、出て行ってしまった・・・・。


 たまごっち・・・・


すると、すぐに音がなり始めた。

慌てて、娘を追いかけ、たまごっちを手渡し、処置をしてもらう。


パソコンより難しい・・・・。

あの手のものは本当に苦手です。


本日も夜まで仕事になってしまう。

設計部は、残業のようだった・・・・。


少し前から、つくづく思う。

もう少し、仕事は減らしたほうがいい。


私が、小学生の頃、今とは違い、少年野球が大ブームであった。

町には10チーム以上の野球チームがあり、土日は野球三昧でした。


この少年野球・・・運営・・・といいますか、支えていたのは、

実は親達であった。

お父さん、お母さん方が交代で、練習グランドの確保に奔走したり、

子供達を車で送ったり、練習後に飲み物の差し入れをしたり

していたのです。


もちろん、私の両親も協力していました。

仕事しながら、よくそんな時間があったもんだ、と感心してしまい

ますが、実際、時間にゆとりがあったようです、当時は。


少年野球だけではありません。

少なくとも、私の記憶の中では、もう少し、当時はゆったりと生活を

していたと記憶しています。

家族旅行もかなり多かったと思います。


しかるに!

現在の私達夫婦はどうかといえば・・・。

子供はほったらかし、夜遅くまで夫婦で仕事の話ばかり。

旅行も行かなければ、休日も満足にない。

毎日疲れが溜まって・・・交通事故まで起こす始末。


Was it all worth it ?


・・・・・と、自問自答したくなる。


一方、昔は、もう少し、ゆったりとしていた私の両親ですら、

現在のほうが、休みが少ない。

これは、ひとえに、仕事量が多すぎるため、スタッフ不足の

ためなのです。


設計の仕事は、以前の設計事務所時代とかわらない。

設計施工業務と分譲住宅業務の分が、仕事量として増えた。

しかし、スタッフは設計事務所時代のまま。

施工専門のスタッフを入れたわけでもなく、不動産担当の

スタッフを増やしたわけでもなく、もともといるスタッフが、

それぞれの経験と知識で、設計以外の仕事をプラスアルファで

こなしているに過ぎません。

お金に困って、働いているわけでもない。

ならば、もう少し、家族を大事にすべきではないか?

・・・と、少し前から、夫婦でおおいに反省しています。


仕事をお断りする、ということも必要なことなのかもしれません。


自分の親が、自分達にしてくれたことを、自分の子供に

してやれないのは・・・・親として失格ですから。