そして、建て方終了。
見学していた(たぶん)ご近所の方々は、
「大きい家だなあ~。」と、おっしゃっていました。
はい、大きく見えるデザインにしたのです、今回も。
近くの某ハウスメーカーさん・・・ハウスメーカーさんらしく、
屋根は寄棟。しかも、屋根材は厚みの薄いカラーベスト。
(こちらは、厚みのある陶器瓦です)
寄棟は、屋根の面積が小さいため、価格を安くできますが、
道路に立っている人間の目線から見ると、
先が細くしぼんでいくため、家自体が小さく見えてしまうのです。
そこで、こちらは、最も家が大きく見える・・・・(実際大きいのですが)
切り妻を採用したのです。
しかも屋根勾配は6寸です。
(ハウスメーカーさんは4寸~4.5寸が多い)
勾配が急なため、こちらは、余計に建物が大きく見えるのです。
※これらは、某老舗分譲住宅会社さんから教わった鉄則なのです。
「切り妻」「寄棟」を並べて建築すると、必ず、寄棟の家は売れ残る
そうです。
お客様に、
「この家(寄棟の物件)・・・・隣の家(切り妻の物件)と比べると、
すごく小さくありません??」
と、言われてしまうんだそうです。
(もともと大きな家ならば、逆に、寄棟は上品になるのですが。)
そして、屋根材には、必ず長持ちする「陶器瓦」を採用すること!
カラーベストは(私の実家もそうですが)、10年ちょっとで、ハゲます。
葺きなおしたり塗装しなおしたり・・・メンテナンスにお金がかかります。
鋼板の屋根など、論外です、分譲住宅の場合は・・・・。
いろいろと・・・工夫が必要なんです・・・。
他社さんと同時に、同エリアで分譲を行うと・・・。
明日、屋根屋さんが、午前中、防水工事を行ってくれます。
大工さんにお礼の挨拶をして帰りました・・・・といきたいところですが、
まだ用事が残っていました。
今日中に見ておかなければならない現場があとひとつあり、
そちらに回ってから、帰りました。
明日は、朝一番で、某物件の完了検査です。
明日もがんばりまっす・・・・。