腹式呼吸についてはその1をお読みください

さて本日は
胸式呼吸

鼻から息を吸って口(または鼻)から息を吐く

この時に、肋骨を持ち上げず左右に広げるようにします
これが、胸式呼吸DASH!

ピラティスで行う胸式呼吸は「胸式ラテラル呼吸」といって
腹筋を締めた状態で、胸式呼吸を行います。

横隔膜は下がりますが、お腹が膨らまないようにコントロールする呼吸方法

すごく分かりやすい写真をネットで貰ってきました…
 

 

胸式呼吸は交換神経を活発にするといわれていて、身体がスッキリ目覚め、関節や筋肉が動きやすくなると言われています。
ピラティスでは息を吐くときに、ウエストラインを腹部中心へ引き込むようにすることで
腹斜筋や骨盤底筋を鍛えることができます。


余談ですが…
人の肺は約1kg
肺組織をすべて広げたら、シングル用テニスコート1面分の表面積になるといわれていますガーン

そこに酸素を入れる…かなりな量を入れることが出来るんですねぇ



胸式呼吸では、横隔膜とその周辺にある筋肉がダイナミックに伸縮を繰り返すことになり、そこにある背骨も伸縮を繰り返し、骨と骨の隙間が柔軟になると言われています。

骨同士が詰まった体は動かすことで痛みを起こしたり、柔らかい動きができなくなったりります。
それを柔軟にすることで、痛みを軽減して柔軟な動きによって正しい姿勢へと導くことが楽になります。

 


また、胸式呼吸による刺激は体の深い部分にある筋肉、コアマッスルを鍛えることができるので、体幹を強くして姿勢を支える力がついていきますニコ



と、ここまで説明すると
「じゃ、普段はどっちの呼吸法がいいんですか?」
と聞かれます。


正解は、どっちでもないと思います。

リラックスしたいとき、気合入れて頑張りたいとき
いろいろな場面があるので、その時々に合わせて貰えればいいと私は思っています。


ただ…
どちらかがやり難い身体というのは、
筋肉がうまく使えていなかったり、気分的に緊張が続いていたり…
なので、その時々で使い分けられるのが理想です


ココロが落ち込めば、身体も動きにくく呼吸も浅くなります
でも、
ココロが落ち込んでいても、意識的に呼吸をすることで、ちょっと気分が浮上します


上手に取り入れながら過ごすことで、自分の目指す「美」に近づいていけると思いますニコニコ

 

 

Mie蝶クローバー