四十七士<元禄の世に戦を挑んだ者たち>
吉良家江戸屋敷
赤穂藩江戸家老
礼儀佇まい簡素略式と思われる程質素に見えた
畳屋(棟梁・哀川翔)「野郎共褌締め直して掛かりやがれ!」
スケジュールのズレ
江戸城・松の廊下
吉良上野介(北野武)「どうした?浅野殿!殿中で御座るぞ(目力・臆したか浅野殿)」
浅野内匠頭()
「(目力・おのれ~!)」バッサリ
ささっと駆け寄り羽交い締め
「殿中で御座る
浅野殿!浅野殿~!」
柳沢吉保()「殿中に於いて刃傷で御座る」
桂昌院(十朱幸代)「どこの者共やら」
徳川綱吉()「(難儀な顔)」
上杉「また厄介な事に」(鼻息まじりの溜息)
早馬「大石様~!」
大石内蔵助()
真顔で書状を読みまさかの面持ち
(「殿」顔色変わりメンタル下がっていく)赤穂城明け渡し議決「各々方御さらばで御座る」
散らばる赤穂浪人
料理屋女将()
「赤穂の浪人さんも其れぞれの暮らしがあるからね」
「事はいつになるかわからん。若い2人の命を奪わ無くとも事が成る時は成る」
泉岳寺
仏壇位牌に手を合わせ巻物を捧げ位牌を見つめる内蔵助
そそと雪道を帰る
控えて居た侍女が巻物に手を掛けた瞬間戸田局(萬田久子)が手早く払い退け様としたら巻物が一直線に広がる
「此れは!?」
間者は去り瑤泉院()が歩み寄る「!」
瑤泉院は目を細め戸田局と巻物に手を合わせる
本所・吉良上野介邸「雪の日は風情はあるが冷えるのう」
米沢藩江戸屋敷
「本所の屋敷を固め無くて良いのか?」
「米沢の屋敷までは雇った手合いの者が警護しております
今暫くの辛抱に御座います」
吉良邸の方を想う
四十七士は家を出てから無言
中庭の死闘
「下がれ!戦は終わりだ」
四十七士に酒杯を注ぐ
「雪は諸々の風情を隠しますが
人の心は隠し切れませんな」
「あの時分は欲が出て調子に乗っておった」
四十七士勝鬨
「殿。全て終わり申した
皆、殿の御前へ旅立ち参ります」
瓦版号外「赤穂四十七士吉良屋敷へ討ち入り、見事首級頂戴。殿様の墓前に詣り奉り候」
舞台「松の廊下刃傷から吉良上野介の首を浅野内匠頭に捧げるまで」
徳川綱吉「此の度の思議どうしたものか」
柳沢吉保「上杉家の所領没収がならないならば
高家肝匙筆頭吉良家と赤穂浅野家は喧嘩両成敗で取り潰しする他御座らぬでしょう」
吉良も赤穂浅野も
ゴージャスな元禄の参勤交代、大奥浪費、行き過ぎる制度の犠牲の一部だったのかもしれません