もうかれこれ15年以上も前になりますが、
フジ子・ヘミングさんのコンサートに行きました。
どうしても生でその音を聴きたくて
母を誘ったのを覚えています。
私も幼少期からピアノを弾いているのですが、
初めてフジ子さんの音色を聴いた時から
不思議で仕方なかったのです。
どうやったらこんな音が出るのだろうと。
同じピアノで弾いてもあの音は出ない。
実際に舞台に歩いて出てくる
フジ子さんの姿を目の前で見るやいなや
鳥肌がゾワ〜っと立ち、
涙がブワ〜っと出てきました。
これを例えるならば、
旭山動物園にいる私と同い年の
オランウータンを目の前にした時と
同じような感覚でした。←え
誤解されないために言いますが、
私は動物が凄く好きで尊敬をもしています。
纏っている空気がただならぬ雰囲気で
人間をも超越しているように感じたためです。
玉置浩二さんのコンサートでも感じました。
この方はサバンナでライオンや
チーターに遭遇した時に感じるような
ただならぬ空気を纏っていました。
実際遭遇したことはないですが。←え
話は戻りますが、
フジ子さんの演奏は
演奏そのものがフジ子さんであって、
フジ子さんでなければあの「ラ・カンパネラ」が
生まれることもなかったでしょう。
よく分からなくなってきましたが、
私はフジ子さんのラ・カンパネラが
1番好きです
ボロボロになってしまったCD