2023年8月 アーキエンジェル・マイケル メッセージ スピリチュアルに進化した、あなたの人間  | アーキエンジェル・マイケル 毎月のメッセージ

アーキエンジェル・マイケル 毎月のメッセージ

アーキエンジェル・マイケルとは大天使ミカエルのことです。
マイケルは、現在、進行中の地球と人類のアセンションの総責任者であり、最高司令官です。
これは、そんなマイケルが、毎月、あなたに向けて送る愛のメッセージであり、不思議にして壮大な神秘の宇宙の物語です。

2023年8月 アーキエンジェル・マイケル メッセージ  スピリチュアルに進化した、あなたの人間性を開発する

 

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ロナを通して

(翻訳:空閑俊親)

 

翻訳および青字のコメントは、現在の私の知識と理解と考えを反映するもので、必ずしも正しいとはいえません。できる限り、正確を期すよう努力していますが、限られた時間での翻訳とコメントであり、私の力不足もあって、間違いや不備もあろうかと思います。どうかご容赦下さい。なお、青字のコメントは、皆さんの理解や考える上での参考にしていただければと思い、載せてあります。あなたが納得できるものだけを採用し、他は無視して下さい。無用と思われる方は、青字のコメントをとばして、メッセージのみをお読み下さい。

 

スピリチュアルに進化した、あなたの人間性を開発する

 

愛するマスターの皆さん、あなたの核心となるエッセンス(本質)、すなわち、あなたの真実のアイデンティティ(身分証)の所有権を認め、要求する時です。あなたは、惑星地球に住む、単なる男性または女性の人間存在ではありません。あなたは、この亜宇宙全体に散らばっている、あなたのハイアーセルフの多くの側面をもつ、肉体の中の単なる魂ではありません。私の友よ、あなたは、偉大な誉(ほま)れ高き祖先をもつ(訳者註:最高創造主と神を祖先にもつ)、王室の血統です。あなたは、スターシードであり、今、急速に、最高潮を迎えつつある特別な使命を帯びて、オムニバース(多元宇宙)の遙か彼方(かなた)から送り出された、道案内人です。あなたは、自分が誰であるかを知っています。というのも、過去、私たちは、何度も、そのことについてお話してきたからです。私たちは、あなたが、自分は他の人類よりも優れている、あるいは、それ以上であると考えて欲しくないのです。しかし、私たちのメッセージを読み、私たちの教えを応用してきたあなた方は、今や、一歩前に進み出て、あなたの後ろの道を行く人たちと、その叡智を分かち合う準備ができています。正式な教師となって、クラスを開講する必要はありませんが、もしあなたがそうしたいと望むなら、それは、偉大にして価値ある、神の呼びかけになるでしょう。

 

惑星地球に、最初に、転生して以来、人類が経験してきた、さまざまな意識レベルは、以下の通りです。動物/人間の性質(訳者註:動物的な人間性)、人間/人間の性質(訳者註:人間らしい人間性)、人間/スピリチュアルな性質(訳者註:スピリチュアルに目覚めた人間性)、スピリチュアル/人間の性質(訳者註:スピリチュアルに進化した人間性)。現時点では、人間/スピリチュアルな性質、スピリチュアル/人間の性質だけに焦点を当てましょう(訳者註1)。

 

訳者註1:マイケルは、人類の意識レベルの進化を次の4段階に分類している。

①  動物/人間の性質

これは、「動物的な人間性」の段階と考えればいいだろう。すなわち、動物的本能や習性が色濃く残っている人間だ。食欲、性欲などの本能、生存競争を勝ち抜いていくことなどが、人生の主要な課題となる。

②  人間/人間の性質

人間らしい人間性、すなわち、利己的で、エゴや欲望はあるが、反面、優しさや良心や思いやりも備えている。しかし、最終的には、エゴが勝利する、ごく普通の人間だ。すなわち、マイケルのいう、標準的な大衆の意識レベルと考えればいいだろう。

③  人間/スピリチュアルな性質

人間らしい人間から一歩進化した意識状態。いわゆるスピリチュアルな目覚めの段階だ。ごく普通の生活をしていて、家庭も平和、特段の苦労もない、でも何かしら心に満たされないものがある。あるいは、ビジネスや社会的に成功して、経済的には、人もうらやむ生活と人生。でも、心の中には、何かしら満たされないものがある。マイケルのいう神聖な不満だ。そして、目に見えない世界、スピリチュアルな世界に導かれ、人類と宇宙が、整然とした宇宙の法則の下(もと)にあることを知る。そして、その法則を自分の生活と人生に取り入れ始める。いわゆるスピリチュアルなイニシエート(入門者)の段階だ。

④  スピリチュアル/人間の性質

生活と人生のすべてが、スピリチュアルな法則のもとにある。思考・言葉・行動のすべてが、スピリチュアルである、あるいは、スピリチュアルであろうと努力している。その中で、あらためて、人間性を追求していく。スピリチュアルとは、目に見えない世界の法則だ。一方、人間とは、肉体を持った、物質的、物理的存在だ。目に見えない世界と物質世界を調和し、統合していく段階。すなわち、マイケルのメッセージを読んでいる皆さんの意識レベルです。

 

地球上には、この4つの意識レベルの人たちが生きている。地球で生きる難しさは、そこにある。僕たちからすれば、許しがたいと思われる、残虐や暴力や暴挙が、今、この瞬間にも、世界中でくり広げられている。

マイケルは、厳しい生存環境の中に生きる、アフリカの人たちについてあまり語らない。また、国民や住民たちを苦しめる、独裁者や独裁国家について語ることもほとんどない。それはどれも、僕たち人類が歩んできた普遍的な道であり、僕たちが経験してきた普遍的な苦しみ、悲しみに他(ほか)ならないだからだ。

レムリアが4次元上部、5次元下部の意識レベルから、3次元と4次元下部に沈んで以来、僕たちの細胞と潜在意識とオーラには、その苦しみと悲しみの歴史が深く刻(きざ)み込まれてきた。今、この瞬間にも、地球上に、その人類の歴史が万華鏡(まんげきょう)のようにくり広げられている。

 

マイケルは、生き抜いていく強さ、生存競争を勝ち抜いていく強さも必要だという。もちろん、他者を押しのけていく、エゴは許されない。しかし、どんなことがあっても、自分を守り、愛する家族を守っていく、勇気と強さは必要だ。貧困国に生まれ、独裁国家に生まれるのも、決して偶然ではない。学び、乗り超えるべき大切なことがあるからこそ、その国に生まれたのだ。貧困と圧政の中で、彼らは勇気と強さの大切さを学んでいるのかも知れない。

 

悪は自分に奉仕することであり、善は他者に奉仕することだ、とプレアデス星人はいう。そして、自分に奉仕することの大切さを知ることも、また重要なのだという。なぜなら、自分に奉仕し、自分を高めることを知らなければ、あなたは進化しないからだ。

マイケルは、この世には、善も悪もないという。人が進化する道はさまざまだ。すべての人とすべての魂が、それぞれの善と悪を通して、それぞれの愛と憎しみを通して、それぞれの美徳を学び、統合していく。

マイケルが、「この世には、善も、悪もありません!」というのは、そういうことなのだ、と僕は思う。

 

難民や飢えた人たちに、食料や生活物資を届ける役割りの人たちがいる。彼らもまた、光の軍団だ。しかし、このメッセージを読んでいる、あなた方、光の軍団の役割りは、人類に心の食料を与えることだ、とマイケルはいう。心の食料とは、光のことです、高い振動周波数のことです。人類の心に光を届ける、それがメッセージを読んでいる、僕たち、光の軍団の役割りであり、使命です。

だから、どんな時も、決して周波数を落としてはいけません、あるいは、周波数が落ちないように、絶えず、努力しなければなりません。

 

**あなたのスピリチュアル/人間の性質(訳者註:スピリチュアルに進化した人間性)を開発する:

<<最初に、神の光の変換器であり、運び手として、あなたは、人間として可能な限り多くの創造主の光を、自分に引きつけ、聖心のセンターから放射しなければなりません。

 

<<2番目に、自らのマスターは、どんな環境や状況にあっても、どのように機能するかについて、生きた模範にならなければなりません。

 

<<3番目に、あなたは、適切な時に、他の人たちと叡智を分かち合わなければなりません。また、沈黙すべき時を知らねばなりません。

 

 

ますます多くの勇敢な魂が、自らのマスターになる道を、順調に、進んでいます。彼らは、4次元上部/5次元下部のエネルギーの流れに乗って、いとも簡単に、流れるように進んでいます。そして、それは、彼らが、以前では考えられなかった方法で、創造的な才能を使うことを可能にします。あなた方、光の軍団は、何千年もの間、制限と限界の現実に、人類を閉じ込めてきた、古い障害物と構造物を打ち壊しています。あなたが双方向性の応答のエネルギー波を横断する中で、今、あなたは、何が調和しているか、何が調和していないかについての、叡智と認識をコツコツと拾い集めながら、自分自身と周囲の人たちをより深く理解しています(訳者註2)。あなた方の多くは、あなたに戻ってくる反射が、より愛情深く、優しいイメージにソフトになる(柔らかくなる)につれ、ミラーリング(鏡映)システムを介して、今、あなたに提示されているものに驚いています(訳者註3)

 

訳者註2:「双方向性の応答のエネルギー波」とは、「高次元との交流、対話のエネルギー波」を指します。僕は、よくマイケルに質問したり、願いごとをしたり、話しかけたりします。すると、マイケルは、必ず、インスピレーションや、それ以外の形で応(こた)えてくれます。この双方向の意思疎通、やり取りを「双方向性の応答」と呼んでいるのです。このマイケルとのやり取りを通じて、僕は、何が調和しているか、何が調和していないかについての、叡智と認識をコツコツと収集してきました。それによって、僕は、自分自身と周囲の人たちへの理解を深めてきました。マイケルでなくても構いません。あなたと仲の良いハイアーセルフ、守護天使、光の存在、イエスやマリアや釈迦でも構いません。高次元の存在である、彼らに語りかけ、彼らと対話して下さい。

いちばん良い時間は、脳がアルファ状態で、高次元とつながりやすくなっている、朝の寝起きです。

アルファ瞑想を続けていると、かすかな彼らの声に、非常に敏感になります。

 

訳者註3:ミラーリング・システム(鏡映/きょうえい・システム)とは、「鏡の法則」のことです。あなたは、電磁波の磁場であり、たえず、愛や憎しみ、喜びや悲しみの電磁波を、世界に向けて放射しています。それらは、似たような周波数の電磁波を連れて、あなたのところに戻ってきます。鏡が、あなたの姿を映し、反射するように、宇宙は、あなたの放射した電磁波を、鏡のように、あなた自身に反射し、返してきます。これが鏡の法則であり、鏡映システムと呼ばれるものです。あなたが、愛と思いやりの電磁波の振動周波数を世界に向かって放射すれば、あなたは、愛情と優しさに溢れた周波数の電磁波を受け取り、実際に、愛情と優しさに溢れた体験をすることになります。

「今のあなたの現実は、あなたが創造したものです!」とマイケルがいうのは、そういう意味です。

これを、鏡映システム、あるいはブーメラン効果と呼んでいます。

 

世界奉仕者として、あなたは、常に、それぞれの人は、彼/彼女自身の特別なアセンションの道の途上にあり、彼らは、彼ら自身の時と方法で、旅をすることを覚えておかねばなりません(訳者註4)あなたは、常に、荒れ狂う影の国の谷を横断している人たちに、共感を持ち続けなければいけません。しかし、あなたは、低い密度の幻想の世界進行中の、ドラマに巻き込まれてはいけません(訳者註5)。聖心の中心に立ち続けるために、あなたの周りで起きているすべてを、眺望の良い、全体が眺められる地点から見ることがとても大切です。というのは、これは、あなたの力の原点だからです(訳者註6)。あなたが、あなたの光と叡智から恩恵を得たいと願っている人たちと、この知識を分かち合うことが出来るように、私たちは、いくつかの基本的な教えをもって、あなたの記憶をリフレッシュしましょう。

 

訳者註4:人には、自由意思が保証されています。いつアセンションの道を歩き始めるか、いつアセンションするかは、その人の自由意思に委(ゆだ)ねられています。もう少し、この3次元地球(3次元世界)で遊んでいたいと願う魂は、今回のアセンションを見送ることになるでしょう。今、スピリチュアルに目覚めているからといって、そうでない人と比べて、あなたが優れている、偉いということにはなりません。進化の時も、進化の方法も、それを決定するのは、あなた自身です。宇宙は、多様性を尊重します。星空に瞬(またた)く、無数の星たちのように、無限の多様性があるからこそ、夜空は美しいのです。多様な人がいてこそ、人の世は美しいのです。

 

訳者註5:日夜、さまざまな事件や犯罪報道がなされている。それらの報道に接すると、僕たちは、まず被害者の悲しみと苦しみに胸を打たれる。マイケルは、「常に、荒れ狂う影の国の谷を横断している人たちに、共感を持ち続けなければいけません」という。被害者だけでなく、影の国の暗い谷間を旅する、加害者の苦しみと悲しみに対する共感もまた、必要だというのだ。スピリチュアルに見れば、事件の当事者である、被害者も、加害者も、偶然、この事件に立ち会ったわけではない。そこには、カルマ的なものがあったり、何かしら大きな学びがあったり……僕たちには分からない隠れた原因と理由がある。しかし、被害者と加害者の双方が、「低い密度の幻想の世界」を旅していることは、間違いない事実だ。でなければ、被害者にしろ、加害者にしろ、こんな悲しみと苦しみの体験をするわけがない。

「そんな彼らに対する、共感を忘れてはいけない!」、すなわち、「大衆社会に生きる人々の苦しみと悲しみに対する共感、愛、思いやりを忘れてはいけない!」と、マイケルはいっているのだ。

 

訳者註6:「木を見て森を見ず」という言葉があります。木や枝葉(えだは)ばかりに囚(とら)われていると、そこに森があるのが見えないことの譬(たと)えです。マイケルは、よく、「愛と思いやりのフィルターをもって、人や物事を見なさい!」といいます。僕たちは、常に、何らかのフィルターをかけて、世界を見ます。そのフィルターが、無知や偏見や独(ひと)りよがりや、感情的になったりして、曇(くも)っていると、僕たちは、ネガティブな結果を創り出してしまいます。このフィルターを澄んだ愛と思いやりでコーティングするためには、まず冷静で、客観的な視点が必要です。つまり、物事の真実を見抜く視点が必要です。「あなたの周りで起きているすべてを、眺望の良い、全体が眺められる地点から見る」とは、そのことを指しています。それが、あなたの力の原点である愛、つまり、あなたが聖心の中心に立ち続けるための第一条件になります。

 

人間/スピリチュアルな性質(訳者註:スピリチュアルに目覚めた人間性)を開発する:

あなたは、あなたの独自性、そして、あなたの身体の形の特定のデザインや構造、また、この生涯で、あなたが体験することを選択した、精神的、感情的性質を尊重しなければなりません。あなたの性別、人種、文化、家族の血統は、基本的かつ全体的な環境とともに、あなたが、再び、自らのマスターになれるように、すべてデザイン(計画)されました。それは、自らの挑戦に直面し、自らの才能を開発し、調和のとれた存在の状態に戻るための最善の機会を、あなたに提供するためでした(訳者註7)。

 

訳者註7:あなたに与えられた肉体的、感情的、精神的特徴(独自性)に感謝することです。また、あなたが生まれてきた環境に感謝することです。すべては、この地上の経験を通して、スピリチュアルに成長するために、綿密に、デザインされました。正確にいうと、それらは、あなたが選び取ったものです。あなたが、この地上に生まれたのは、スピリチュアルに成長するための機会を得るためでした。

男性でも、女性でも、美しい容姿が好まれます。しかし、マイケルは、「それは、些細(ささい)なことに過ぎません!」という。どんなに美しい顔立ちや容姿をしていても、愛と優しさと思いやりがなければ、やがて恋人は去っていきます、夫婦関係は持続できません。

 

皆さん、オーラの効果を知っていますか? オーラが美しく、澄んでいる人は、爽やかで、とても美しい、趣(おもむ)きのある顔や容姿をしています。時折、立ち姿が、とても爽やかな人がいます。実は、あなたは、その人のオーラを見ているのです。時折、皺(しわ)の刻まれた顔に、どこか品性と年輪を感じさせる、お爺(じい)ちゃんやお婆さんがいます。それを演出しているのは、その人のオーラです。美容整形は、ひとつの手段にすぎません。あなたの本当の美しさと魅力を引き出すには、周波数を上げ、オーラをきれいにすることが、何よりも大切です。

 

3次元と4次元下部の現実で生きている人々は、目に見えないエネルギーの渦の中に存在しています。しかし、これらの強力な低次の周波数パターンは、あなたが呼吸する空気と同じくらいリアル(現実的)です。苛立(いらだ)ちや怒りの思考を、強く、大声で、言葉に出すと、低次のアストラル界の物質、すなわち、歪(ゆが)んだ、混沌としたエネルギーの渦巻く塊(かたま)りを引き出します。あなたは、ネガティブで、歪んだ、混沌としたエネルギーの代わりに、愛に溢れ、力を与える、有益な思考形態の、バランスのとれた力の場に存在するために、自分の思考パターンを監視し、コントロールしなければなりません(訳者註8)。

 

訳者註8:自分の思考を、たえず、監視し、コントロールしなければなりません。大切なことは、無害であることです。自分を傷つけてもいけません、他人を傷つけてもいけません。どんな時でも、自分に対し、他人に対し、愛と優しさと思いやりをもって接することです。

 

最初に、アセンション・プロセスの浄化の段階がやって来ます。それは、夢からより高い意識状態への目覚めのようなものです。あなたは、物事を違った目で見始めます(訳者註9)。そして、神聖な不満といくつかの記憶の種子の原子の思考が、あなたのマインドに浸透し始めます。時間が経つにつれて、強力なエネルギー源が、あなたの中を流れ始め、新しいアイデア(考え)と、あなたの人生の多くの分野を改善したいという願望を生み出します。また、あなたのハートは、新しい感情、すなわち、あなたが日常的に交流する人たちへの、より多くの思いやりと敏感さで脈動し始めます。あなたはまた、自分でも分からない、何かへの憧(あこが)れを感じ始めます。

 

訳者註9:まず、すべてについて、「それは本当か? 真実か?」と問い直してみて下さい。あなたが、これまで、当然だと思ってきたこと、正しいと思ってきたこと、そうあるべきだと思ってきたこと、美しいと思ってきたこと、醜(みにく)いと思ってきたこと、間違っていると思ってきたこと……のすべてについて、「それは本当か?」と問い直してみるのです。

つまり、あなたが、これまで生きてきた、大衆社会の価値観を、マイケルの教え(宇宙の法則)に照らして、総点検することが大切です。

 

親は、子どもの将来の経済的安定と幸せを願って、学習塾、音楽塾、芸能塾、スポーツ塾などに通わせる。中国では、そのための教育費が嵩(かさ)んで、二人目の子どもを育てるのが難しいという。それが、中国の少子化と経済減速の一つの要因になっている。それは、日本も、韓国も、同じだ。

そうした子どもへの投資は、果たして本当に、子どもの将来の経済的安定と幸せにつながるのだろうか? そもそも、親が、子どもに、塾を強制する権利はあるのだろうか? 親は、子どもに何を与えるべきなのだろうか? 子供がいちばん必要としているものは、何なのだろうか?

まずは、疑い、自分と子供に、問いかけてみることです。

 

意識が拡大する最初の段階で、焦点の狭いあなたの人生は、劇的に、変化します(訳者註10)。あなたの魂の我れが、あなたの人生の指導者になり、監督者になります。しかし、エゴの欲望体は、非常に長い間、あなたの精神的、感情的な性質に対して持っていた、支配権を簡単に諦(あきら)めはしないでしょう(訳者註11)。

 

訳者註10:会社を辞めて、商売人になった。もともと口に出してしゃべる方ではなく、商売のノウハウもない。これでは、商売がうまくいくはずがない。そんなとき、いろんな人たちに助けてもらった。会社を辞めて、初めて知った世間の厳しさと優しさだった。僕が、会社で、順調にいっていたのは、実は会社のもつ信用だったのだということを、嫌というほど思い知らされた。僕の人生の激変は、自分の無力さを知ることから始まった。

そして、僕は、いつしか、導かれるようにして、目に見えない世界に、おずおずと足を踏み入れた。

 

訳者註11:そうして、僕は、虫歯菌と歯周病菌を抑制してくれる、自然歯磨き粉を開発した。共同研究と臨床試験をお願いした歯医者さんに、「特許を取っては?」といわれて、特許を出願した。数年後、特許の許可が下りたが、僕は特許権を放棄することにした。目に見えない世界を歩き始めた僕にとって、特許権は虚(むな)しいものに思えた。すべての発明、発見は、先人の功績に、自分の創造性をほんの少し加えたものにすぎない。人類の文化はすべて、先人の苦労と業績の上に成り立っている。

こうして、スピリチュアルな道を歩き始めた僕は、エゴの欲望と無私の二重の意識を生きることになった。

 

あなたが、自覚的な意識において、進化するにつれ(訳者註12)、祈りは、活発で、受動的な瞑想に進化します。確言とマントラは、父にして母なる神や光の存在に話しかける方法です。瞑想と神聖な沈黙は、答えを聞いています(訳者註13)。時間が経つにつれて、エゴの欲望は、徐々に、魂に焦点を当てた、メンタルな(精神的な)強い願いに置き換えられます。あなたは、魂の指図(さしず)に従い、ハイアーセルフの囁(ささや)きと促(うなが)しに同調しなければなりません。

 

訳者註12:スピリチュアルな進化は、まず「自覚する」ことから始まります。すなわち、無意識からの脱出です。夢遊病のように、霧の中を彷徨(さまよ)っていた状態から目覚め、ひとつ一つのことをはっきりと意識し、分析し、評価しながら、一歩一歩、前に進んでいきます。これが、アセンションの道の歩き方です。

 

訳者註13:確言とマントラは、神への祈りであり、宇宙に対する、決然とした、あなたの宣言です。瞑想は、一見すると、静的な行為に見えますが、内において、きわめて大きなエネルギーを扱う、活動的な行為です。瞑想と神聖な沈黙は、高次元とあなたを結ぶ架け橋(かけはし)です。そのとき、あなたはインスピレーションを通じて、高次元からの答えを得ます。

脳がアルファ状態のとき、高次元とつながりやすくなります。何か考えごとをしたいとき、何かの答えを得たいとき、何かをお願いしたいとき、高次元と対話したいとき、朝の寝起きの時間を活用して下さい。すぐに起きないで、布団の中に入ったまま、やるといいですよ!

 

あなたは、低次のアストラル界の影の国を横断しなければなりません。そして、あなたが創造してきたネガティブな幻想のすべて、すなわち、怖れ、罪の意識、恥、自分は価値がないという想(おも)い、自暴自棄や宿命的な絶望感(訳者註14)と直面しなければなりません。徐々に、あなたは、これらのネガティブな思考形態に、正面から向き合えば、怖れるものは何もないという確信を得ます(訳者註15)。あなたは、肉体と魂の我れの二重の意識を生き始め、それによって、あなたは、徐々に、4次元の高次のアストラル界のレベルと、5次元の低次のメンタル界(精神界)を利用します。あなたは、ゆっくりと、あなたの感情的性質と精神的性質を調和し、統合します。それから、あなたは、人間としての自己の多くの側面と、調和のとれた一体性を達成するプロセスに進むことができます(訳者註16)。これが達成されると、あなたは、ハイアーセルフの複数の分野を統合するプロセスに進む準備が整います。

 

訳者註14:人類の意識が3次元と4次元下部に沈んで以来、人類は、厳しい現実を経験し、過酷な人生を生きてきました。無知と迷信と迷妄の中で、古代では、雨乞(あまご)いの生贄(いけにえ)が供(そな)えられたり、築城の人柱(ひとばしら)が建てられたり、今では想像もできないようなことが行われてきました。中世には、魔女裁判があり、近代には、ユダヤ人のホロコーストがありました。第二次大戦の日本では、若き少年兵、青年兵の特攻隊による出撃がありました。そして、広島、長崎の悲劇が起こりました。

それらの苦痛の歴史は、宿命的な絶望感となって、人類の意識の奥深くに刻み込まれています。

「あなたが生まれるとき、過去の記憶にヴェールがかけられます。それは、神の与えた慈悲でした。というのも、もしあなたが、過去を覚えていたら、とても生きてはいけなかったからです」とマイケルが言うのは、そんな理由からです。

 

訳者註15:病気や怖れや困難に直面したときは、真正面から立ち向かって下さい。僕の経験では、それは、必ず、突破できます。間違いなく、突破できます。

意外と簡単に、突破できるものです。

 

訳者註16:あなたの意識レベルが、4次元上部から5次元下部に到達すると、あなたは、肉体と魂の統合とワンネスのプロセスに入ります。それが完了すると、あなたは、ハイアーセルフを統合するプロセスに進む、準備が整います。

 

もしあなたが、その(訳者註:ハイアーセルフの)呼びかけに耳を傾け続けるなら、あなたは、人生の意味を理解したいという願望を、そして、あなたの目的は、限られた、日常的な存在の世界を超える、高いものであることを理解したいという願望を、発達させるでしょう。突然、以前、あなたが交流した活動と人々が、もはや、昔のように、満足感と喜びを与えてくれないように思えてきます。あなたの心の中で、神聖な不満の底流がより強くなり始め、それはまた、あなたの感情的性質の中で優先されます。スピリチュアルな知識に対する欲求が、自分に何が起こっているのかを理解する必要性とともに、より強くなります(訳者註17)。それは、あたかも、あなたの目から目隠しが取り除かれ、あなたは、見知らぬ土地で、異国人になったかのように感じます。たぶん、打ち明けることができる人は、誰もいないでしょう、そして、あなたは、孤立と孤独を感じ始めます。

 

訳者註17:大衆のスピリチュアリズムは、「ご利益(ごりやく)」です。それは、努力しなくても、幸運と利益を与えてくれるものです。マイケルの説くスピリチュアリズムは、「自己責任」です。自分が創造した不運や病気や苦痛は、自分の手で解放し、解決する。これが、マイケルの説く、スピリチュアリズムです。不運や病気や苦痛を創り出す、ネガティブなエネルギー(記憶)を解放するために、あなたは、魂の闇夜と呼ばれるプロセスを通り抜けなければなりません。

 

あなたが、通信回線を開いて、魂の我れの叡智にアクセスするようになるまで、あなたの太陽神経叢は、物質界で、あなたが放射するエネルギーのセンターとして機能します。それはまた、肉体的な感情のセンターの一部でもあります。あなたの魂の我れが、あなたの人生に光を投げかけ、影響力を持つようになるにつれ、あなたは、徐々に、あなたの聖心と神聖なマインドのセンターにアクセスするようになります。その結果、あなたの太陽神経叢(たいようしんけいそう)は、徐々に、太陽神経叢、ハート、胸腺、喉から成る、”ソーラーパワーセンター”に統合されます。その後、あなたの聖心は、あなたの力のセンターになります(訳者註18)。というのは、あなたは、あなたの聖心の中心を通り、次にあなたの肉体を通って、そして最後に、世界に流れ出る、生命のアダマンタイン粒子の絶えることなき流れを持っているからです。あなたはまた、内なる聖心の聖域に、慰(なぐさ)め、強さ、そして思いやりを発見するでしょう。

 

訳者註18:「あなたの聖心は、あなたの力のセンターになります」とは、「愛が、あなたの力のセンターになる」ということです。生命の粒子であり、すべてを生み出す万能の粒子である、アダマンタイン粒子は、愛によってのみ活性化されます。すなわち、愛は、生命を形づくり、万物を形づくっている、アダマンタイン粒子を動かす燃料なのです。この宇宙を支配しているのは、すなわち「愛」です。

 

あなたは、あなた自身とあなた個人の世界を、効果的に、より良い方向に変えるために、確固たる基盤を創らねばなりません。あなたは、宇宙の法則と宇宙の仕組みを理解するために、あなたの高次のメンタル体(精神体)にアクセスするよう努力しなければなりません。これは、アセンションの道を行く、入門者となるプロセスにおいて、重要なステップです。これは、あなたが、古い、制限のある、力を失わせる信念を解放するプロセスを、首尾よく、完了して、それらが、自己を学ぶための光明化された概念と置き換えられるために、重要なステップです。

 

あなたが、これらの新しい、より洗練された信念と習慣を統合するにつれ、それらは、人生の新たな哲学、つまり、思いやりのある自らのマスターの人生哲学へと拡大します。そうすれば、あなたは、新たに得た叡智を、周りの人たちと分かち合う準備ができます。本質的に、あなたは、内面に焦点を当てた、宇宙の大学に通うことになります(訳者註19)。それによって、光明化とエンパワメント(訳者註:神から賦与される地位、権限)の、次なる高次のレベルに進む前に、あなたは、光明化された思考パターンの各レベルを、まず理解し、統合し、それから完成しなければなりません。

 

あなたが、あなたの内と外の現実に、つくり出したいと願う変化に、優先順位をつけることをお勧めします。一度に、あまりにも多くの過激な変化を起こそうとすると、対処できない多くの混乱と不快感を創り出してしまいます。これが、非常に多くの人々が、道端(みちばた)に倒れ伏(ふ)し、どんなに苦痛で不満があっても、彼らの古い”存在のあり方”に戻ってしまう理由です(訳者註20)。

 

訳者註19:「宇宙の大学」については、6月のメッセージ「アセンションしつつあるスターシードの魂への公開書簡」の「訳者註3」をご覧下さい。

 

訳者註20:断食療法と少食療法で、現代医学では不治とされる、多くの難病の患者さんを救った甲田光雄医師は、「病気治しは癖(くせ)直し!」といわれた。病気に限らず、この世の困難と苦労の原因は、すべて、本人の癖、すなわちネガティブな記憶(エネルギー)にある。このネガティブな癖を直し、ネガティブな記憶を解放しなければ、病気は治らない、困難と苦労はなくならない。しかし、そのためには、魂の闇夜を通じて、そのネガティブな記憶を再体験し、その苦痛や不快感を再体験しなければならない。多くの人たちが、たとえ苦痛だったとしても、たとえ不満だったとしても、新たな自分に生まれ変わろうとしないのは、そのためだ。

マイケルは、そんなとき、「一つずつ、ゆっくりと、超えていきなさい! 自分を変えていきなさい!」という。

スピリチュアルな進化においては、速いことは、必ずしも、良いことではない。

心身に大きな負担をかけることなく、日々の生活を味わいながら、楽しみながら、ゆっくりと進んで下さい。

 

あなたが、この生涯に持ち込んだ、あるいは、何年にもわたって、自分の真実として受け入れてきた、原始的な本能と習慣を特定することが重要です(訳者註21)。あなたは、歪(ゆが)んだ信念とネガティブな振動パターンの壁によって創り出された、限界の迷路を通り抜けなければなりません。憎しみと怖れは、宇宙エネルギーの最も低い周波数です。影の国から、あなたのエネルギーを引き出し、そして、あなたのマインド(精神、心)とあなたの存在のすべてに、光を集中して下さい。闇は、憎しみ、貪欲(どんよく)、裁(さば)き、そして、コントロールし、征服したいという欲望による自己奉仕抜きには、成長したり、存続し続けたりすることはできません。

 

訳者註21:マイケルは、「原始的な本能と習慣を洗練しなければいけません」という。原始的な本能とは、動物的な生存本能、種族維持の本能などを指す。簡単にいえば、食欲、性欲、生き残るための本能的行動や習性と考えればいいだろう。

男性として生まれる、大きな課題の一つが性欲のコントロールだ。性ネルギーは、実は聖なるエネルギーでもある。というのは、性エネルギーが、男女のエネルギーのワンネス(一体感)、ひいては宇宙とのワンネスの体験を通じて、クンダリーニ・エネルギーへと昇華されるからだ。セックスは、オーガズムの一瞬、男女のワンネス、ひいては宇宙とのワンネスの体験をもたらす。したがって、タントラ・ヨーガでは、セックスを悟りへの入り口と考えた。タントラでは、長時間の男女の交合、つまり長時間のセックスの快感を通じて、宇宙と一つになることで、悟りを得ようとした。このタントラによって、悟りを得たのが、インドの神秘思想家・ラジニーシだ。

 

神が描写した、とても美しい男女のセックスシーンをご紹介しよう(「神との対話②」 ニール・ドナルド・ウォルシュ著 吉田利子訳 サンマーク出版より引用)

「世界はつねにエネルギーを交換しつづけている。あなたのエネルギーは放出されて、すべてにふれる。すべてのひと、すべての物もあなたにふれる。そこで、興味深いことが起こる。あなたと他者の間のある場所で、エネルギーが出会う。もっとわかりやすくするために、部屋にニ人の人間がいると想像してみよう。ニ人はそれぞれ部屋のすみに離ればなれにいる。トムとマリーと呼ぶことにしようか。トムのエネルギーは、宇宙に向かって、周囲三六〇度の方角へ信号を送っている。そのエネルギーの一部がマリーに達する。マリーもエネルギーを放出していて、一部がトムに届く。そのエネルギーはあなたが考えもしないような出会い方をする。トムとマリーの中間で出会うのだ。そこでエネルギーは溶けあう(このエネルギーは物理的な現象で、測定することも感じることもできる)。溶けあって、ひとつの新しいエネルギーになる。それを「トマリー」と呼ぼう。トムとマリーは、このエネルギーを「わたしたちの中間にある身体」と言うかもしれない。どちらともつながっていて、どちらもエネルギーを注ぎつづけている身体で、その身体から放出されるエネルギーは、つねに存在するマトリックス(空閑註:人類の集合意識)の糸、紐、あるいはパイプラインを伝わって、二人の「スポンサー」のもとに戻ってくる(その「パイプライン」こそがマトリックスだ)。この「トマリー」という体験、それがトムとマリーの真実だ。この神聖な結びつきに、ニ人は惹かれる。ニ人はパイプラインを伝わってくる「中間の身体」の崇高な歓(よろこ)びを、ひとつになった歓び、祝福された合一の歓びを感じるから。

 

遠く離れて立っているトムとマリーは ー物理的にー マトリックスで起こっている出来事を感じとる。どちらも、その体験に惹かれていく。お互いに近づきたいと思うー それも、すぐに!  で、「訓練」が顔を出す。世間はニ人にあわてるな、感覚を信じるな、「傷つく」かもしれないから身を引けという訓練をしている。だが魂は「トマリー」を知りたがる。それも、ただちにー二人が幸運なら、不安を棚上げして、大切なのは愛だけだと信じるだろう。「中問にある身体」に惹 かれていくニ人は、もうあと戻りはできない。「トマリー」は形而上学的にはすでに存在しており、トムとマリーはそれを物理的に体験したいと願う。だから、近づく。相手に到達するためではない。そばで見ている者にはそう映るかもしれない。だが、ニ人は「トマリー」に到達しようとする。すでにニ人の間に存在する神聖な合一に到達しようとする。すでにニ人がひとつだと知っている場所、そして、ひとつになるとはどんなことかを知っている場所に行こうとする。だから、彼らは自分たちの「感覚」に向かって近づいていく。ニ人の距離がちぢまり、「コードが短く」なると、二人がエネルギーを送っている「トマリー」までの距離が短くなり、密度が高くなる。ニ人はさらに近づく。距離がちぢまり密度が高まる。さらに近づく。さらに密度が高まる。

 

さあ、二人はもうニ、三メートルしか離れていない。中間にある身体は熱くなる。振動が猛スピードになる。トマリーとの「つながり」は濃く、ひろく、明るく燃えて、信じられないほどのエネルギーを伝える。ニ人は「欲望に燃えて」いると言われる。まさに、ニ人は燃えているーニ人はさらに近づく。ふれあう。感覚は耐えられないほどになる。このうえないすばらしさ。ふれあった瞬問、ニ人はトマリーのエネルギーを、濃密に凝縮されてひとつになった存在を感じる。最高の感性が開かれていれば、ふれあったとき、この微妙で崇高なェネルギーを感じとれるだろう。「ぴりぴり」と電流のようなものが身体を駆けぬける。あるいは、ふれたところが熱くなる。身体全体も、ふいに熱くなる。このエネルギーは、下半身のチャクラ、つまりエネルギー・センターの奥深くで凝縮されている。そこのエネルギーは、とりわけ激しく「燃える」。トムとマリーは、お互いに「熱く」なるー 

ニ人は抱きあい、お互いの距離はさらにちぢまり、トムとマリー、そしてトマリーはほとんど同じ場、場(スペース)を満たす。トムとマリーはお互いの間のトマリーを感じ、さらに近づき、トマリーと文字どおり溶けあいたいと思う。物理的なかたちでトマリーになりたいと思う。

 

わたしは、男と女の身体をそういうふうに創った。トムとマリーの身体はいま、それを実現する準備がととのった。トムの身体はマリーのなかへ入る用意ができた。マリーの身体はトムをなかへ受け入れる用意ができた。ぴりぴりと流れる電流、炎はもはや激しいなどという段階ではなく信じがたいほどになっている。二つの身体が合体する。トムとマリーとトマリーがひとつになる。肉体を通して。依然としてエネルギーは流れつづける。激しく、情熱的に。ニ人はうねり、動く。お互いをさらに求めあい、さらに密接になろうとする。もっと、もっと、もっと近づきたい。

ニ人は爆発する。肉体にけいれんが起こる。指の先まで振動が走る。爆発して一体となったとき、彼らは神と神性を、アルファとオメガを、すべてと無を、生命のエッセンスを知る。生命そのものを体験する。

物理的な化学作用も起こる。ニ人はひとつになり、そこから物理的なかたちで第三の実在が生じる。こうして、トマリーの分身が創造される。二人の肉体から肉体が、血から血が生まれる。二人は、生命を創造した! あなた方は神であると言っただろう!」

 

マスター・イエスによって教えられた譬え話(たとえばなし)、あるいは”生まれ変わる”という概念は、地球上のすべての人が、意識的努力を通じて、無知と限界のヴェールを取り除く、プロセスを通り抜けなければならないことを意味します。それは、神聖な生得の権利を持つ、スピリチュアル/人間(訳者註:スピリチュアルに進化した人間)として、神から与えられた、彼/彼女の地位を取り戻すために必要なプロセスです。

 

愛と思いやり(慈悲)は、人類の光と影のスペクトルの中で、最も高い周波数です。神聖なマインドで生まれ、聖心を通って濾過(ろか)された、霊感を受けた神聖な思考形態は、存在の物質世界で、最もパワフルにして創造性に満ちたエネルギーです(訳者註22)。聖心の中の炎は、最高創造主の表れの一つである、アダマンタイン粒子と呼ばれる、白い火の神の種子のエッセンス(本質)です。火の元素は、絶えず、それ自身を複製します。そして、それは、神への嘆願(祈り)を通じて、ついには、人類の歪んだ創造物を変容します。火の元素は、「火、空気、土、水、霊的なエーテル」の5つの元素の中で、至高の力を持っています。

 

訳者註22:すべての思考は、聖心で、愛と思いやり(慈悲)のフィルターによって、ろ過されなければならないことが分かる。それこそが、「存在の物質世界で、最もパワフルにして創造性に満ちたエネルギー」なのだから……

 

あなた方、進化した光の運び手は、今や、地球のエーテル体の増え続ける振動パターンの中で、快適に、立っています。地球のエーテル体は、5次元下部の周波数に螺旋(らせん)状に上昇する準備をしながら、4次元上部の調和した周波数に、徐々に、移動しているところです。しかし、あなたも知っているように、時間が加速しており、あなたの愛する惑星は、アセンションの道に沿って、ますますスピードを上げて進んでいます。その結果、あなたの現実は、さらにもっと劇的に変化します(訳者註23)。長い間にわたって、あなたが自分の真実であると考える多くのことが、またあなたの新たな機能の仕方や存在のあり方が、またあなたの新たな身分証が、グレードアップされ、変更されでしょう。あるいは、取り残されるでしょう。

 

訳者註23:地球のエーテル体は、ますます加速しながら、4次元上部に移動しています。それに伴って、僕たちの現実も、急速に、変化しています。この変化に取り残されないようにするためには、僕たちもまた、浄化のスピードを加速しなければなりません。日々、こつこつとマイケルの教えと道具を実践して下さい。4次元上部の調和した周波数に到達できるように努力して下さい。

 

新たなホログラフィク画像(訳者註:新たな現実の3次元立体像)が現れ、不確実性の中で、あなたは、自分はこの新たな計画の何処(どこ)に収(おさ)まり、今、何をすべきか、疑問に思うかも知れません。目の前の仕事に集中し続け(訳者註24)、聖心の中心に居(い)続け、あなたの後ろの道にいる人たちのために、道を光で照らして下さるようお願いします。愛する人たちよ、進行中に、多くの驚くべき奇蹟があります(訳者註25)。あなたの真実と誠実さの中に、力強く、立っていて下さい(訳者註26)。そうすれば、私たちは、あなたのために、道を光で照らします。あなたは、限りなく深く、愛されています。

 

訳者註24:「目の前の仕事に集中し続ける」とは、すなわち、「今という一瞬に生きる」という意味です。過去を悔(く)やみ、未来を憂(うれ)えるのではなく、今、この瞬間に全力を尽くすということです。というのは、今この瞬間こそが、あなたの力の原点だからです。

 

訳者註25:今、僕の周りに、多くの奇跡が起こっています。もはや手遅れの、もはや現代医学では手の打ちようがない、末期がんが消失したり、全身に転移した、末期がんの激痛が、完璧に、消失したり、化学物質過敏症が、日常生活にほぼ支障のないレベルに治癒したり……たくさんの奇跡が起きています。いずれご報告したいと思います。

 

訳者註26:真実と誠実、これは、スピリチュアルに生きる上で、とても大切なことです。勇気があれば、真実を語り、真実を生きることができます。しかし、誠実でなければ、その言葉は、人の心の中に入っていきません。

真実と誠実! この二つは、ツインソウル(双子の魂)みたいなものです

 

私はアーキエンジェル・マイケルです。そして、この真実をあなたに伝えます。

 

 

ロナ・ヴェザーネ/神聖な書記

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Japanese translation by Toshichika Kuga

*この文章の伝達者として、私ロナ・ハーマン・ヴェザーネは、アーキエンジェル・マイケルの名において万国著作権を主張します。友人との個人的な共有や、ウェブサイトや出版物への投稿は情報に改変・抜粋・付け加えがないかぎり認められますが、著者と私のウェブサイトのアドレスを載せてください:www.StarQuestMastery.com