コロナを収束させるためにPCR検査を誰でも受けれるようにして、陽性者を徹底的に隔離するべきという主張を聞く。
PCR検査で陽性者炙り出して隔離することで感染の拡大を抑制し、コロナを収束に導くという考えだ。
これに対して私は疑問を持つ。
いくら隔離してもコロナウイルスそのものを根絶することは出来ない。それに、PCR検査ではウイルスの残骸が体内にある人でも陽性反応が出てしまうので、隔離の必要のない人まで隔離対象となる。
やはりPCR検査は、発熱などの症状が出て診療機関を受診した人に対して行い、病因を特定するために行うべきである。手あたり次第検査をして無症状の人まで入院させていればそれこそ医療崩壊の原因になる。
それに検査体制の強化で陽性者数が増えれば、メディアはいちいち「東京都で最多の〇〇〇人」なんて騒ぐだろうから、逆に国民は不安になる。
玉川徹などはバカの一つ覚えのようにPCR検査と連呼しているが、PCR検査を拡大しても感染拡大防止に意味がないばかりか、医療資源の浪費に繋がる。
PCR検査で無症状の人まで炙り出して感染者としてカウントするのは何の合理性もないし、そんなことやってたらキリがない。
PCR検査は病因の特定に使用し、医療資源は重症者の治療に投入すべきである。