今日は仕事が休みで、午前中からゴロゴロとしていたが、昼飯時になって米を研ぎ忘れていたことに気付いた。


パスタにしようかとも思ったが、なるべく粉物は控えたい。しかし米を研いで焚くと一時間近くかかる。


そんなとき、シンク下からレンジでチンするレトルト御飯を発見。買ったのは2011年。


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普段こんなレトルト御飯は食べないが、東日本大震災の後に防災対策で買ったままにしていたのだ。

パック横の賞味期限を見ると2012年3月26日となっており、4年前に切れている。



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シンク下で直射日光の当たらないところで保管してたし、開封もしていないから食べれるのではと思い、レンジでチン。



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臭いもなく、カビもなし。ややパサついている印象だったが、味は問題なかった。普通の御飯と同じだ。



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納豆ご飯にして食す。普通に美味しく、4年前に賞味期限が切れたという印象は全くない。


直射日光が当たらないところで保管したし、開封していないから悪くならなかったのだろうが、加熱殺菌しパッケージ化して密封してある食品は、賞味期限が切れても衛生上問題はないことが分かった。消費期限と賞味期限の違いもしっかり認識すべきだろう。


近年の日本人はやたら衛生観念が厳しすぎ、賞味期限が数時間切れただけで廃棄される弁当など大量の食品廃棄物が問題となっている。


日本では年間で500から800万トンもの食品が、まだ食べれるのに廃棄されているのだ。世界的に食料が不足しているうえ、日本の食料自給率も40パーセント台しかないのに、何という無駄なのかと思う。


賞味期限が切れても品質に問題のない食品は大量にあるはずだ。それなら激安で売るべきだし、我々消費者も捨てずに食べるべきではないだろうか。