安倍政権にとことん裏切られても、なお安倍政権への支持を表明し追従するバカウヨ共には心底呆れているが、ついに移民までも容認に転じた。


民主党が移民を推進しようものなら、自称保守愛国者は絶対に反対し民主党を口汚く罵ったに違いないが、自民党がやることは屁理屈をつけて容認する。


たとえば、安倍政権への支持をあおり続けている某保守ブロガーは移民問題について「移民問題は敵性国家か否か」が大切です。 「敵性国家の民族は、日本人敵視による犯罪を犯す」可能性が高いのです。「日本人なら何人でも殺そうと思った」というのは、まさに在日韓国人社会における「反日民族教育の結果」であり、韓国人が敵性国家・敵性民族であることの証明です。と言っている。


このブロガーの主張は裏を返せば、中国や朝鮮系など反日国家以外の国からの移民(労働者)なら受け入れてもいいと言っているのである。


正真正銘の馬鹿のコメントだ。完全に移民問題の本質から目を反らし、とにかく移民推進派の安倍政権を擁護している。


軽く反論しておくが、では中国や朝鮮系以外の移民ならいいのか?そんな単純な話ではない。


例え中国、朝鮮系以外(たとえばヨーロッパやアフリカ、東南アジア系)であろうと日本人の雇用や賃金水準の低下を加速させることは間違いなく、日本社会に大きな問題を引き起こす。


それに、中国や朝鮮系以外の外国人も日本で犯罪を犯す。日本の風習や社会になじめず日本人とトラブルになり犯罪に走る外国人が出てくるだろうし、麻薬などを売って稼ぐ外国人マフィアが居座ることも十分あり得る。


また、安易に外国人の労働力を求めても、今後日本経済が失速した場合は外国人労働者は職を失い生活保護に頼ることが予想される。当然、外国人の生活保護費などの社会保障費用は我々日本人の血税から払われる。


移民が敵性国家出身か否かで受け入れの可否を決めるような思考をしている馬鹿には呆れるばかりだが、このブロガーは普段から韓国人への憎悪で満ち溢れた発言を繰り返している。


そのくせ、移民問題についてこう言っている。「ですから「外国人の労働者はいや!」「外国人移民は絶対反対」では、ただの狭量な排外主義でしかなく、それでは日本国民の多数の支持を得ることはできないと思います」と。


日ごろから韓国人や在日への憎悪や罵詈雑言を吐いておきながら、移民反対派のことを「ただの偏狭な排外主義」とは良くも言えたものだ。


アホな大将、敵より怖いという言葉があるが、アホなネトウヨ、左翼より怖いという言葉があってもよさそうだ。


こうした思考停止、劣化した自称保守が日本を滅ぼす。


移民問題を敵性国家か否かが重要などとYESかNOかの単純な二項対立軸でしか論じれないような器の奴が愛国だの国を守るだのと偉そうに振舞っていることが日本の危機的な状況を表している。