毎年、元旦になるとデパートや百貨店、服屋などで初売りが行われる。


元旦にニュースを付けると各地の初売りで行列を作っている様子がレポートされたり、テレビのCMでも初売りの告知を行っている。


車屋の初売りのCMもやっていて、直感で「元旦から車を買いに行く人なんているのか?と思った。


元旦から初売りをするという事は、従業員はきっと大晦日も準備や仕込みで忙しいだろう。


そうなると年末年始は休まずに働くことになる。


いつも思うが、元旦からくだらない初売りセールなどする必要はあるのだろうか?


わざわざ元旦の朝早くから並んでまでして福袋やセール品を買うことに何の意味があるのか?


元旦は、家でおせちをつつきながら家族や親族との団欒を楽しみ、ゆったりとくつろぐから良いのだ。


大晦日や元旦に働かされる従業員は気の毒だ。


過酷な競争社会では、利益を多く上げることが求められる。初売りを行う店舗もその競争への勝利が根底にあるのだろう。


しかし、一年の計である元旦から金儲けに血眼になって利潤を求めることが、本当に従業員や客の幸せに繋がるのだろうか?


自分はいつも年末年始は実家で過ごすが、その時間が一年でも最も楽しい一時だ。


初売りは2日や3日からでもいいだろう。元旦くらい家でゆっくりと団欒を楽しんではどうか?