今日は靖國神社に参拝に行ってきた。15日の終戦の日は仕事のため参拝できないからだ。
今日の東京はとても暑く吹き出る汗が止まらなかった。
参拝の後に神保町の書店に行ったが、やけに機動隊の車両が多い。1機や4機、6機、8機など警視庁機動隊が集結していた。
何かあるのかと思って周辺を歩いていたら、在特会が神保町交差点で声を張り上げていた。そしてその周辺には街宣右翼の街宣車が何台もうろうろしている。
どうやら極左反日団体の反天連が水道橋から神保町にかけてデモを行うそうで、そのカウンターに集結したようだ。
警察車両だけで数十台。そして足を止めて見物する人もたくさんいた。
しばらくすると反天連が姿を現す。
「ヤスクニにNO」「国防軍反対」などとシュプレヒコールを上げて意味不明な気持ち悪い衣装を着た連中やどうみても安保闘争世代の活動家と思われる連中が反日的なスローガンを掲げて歩いてくる。
国のために命を捧げられた英霊が祀られている靖國神社を冒涜するなどとても許せるものではなく、連中に対する怒りがこみ上げてくる。
そこに街宣右翼の街宣車が猛スピードで突っ込んできて、大音量で罵詈雑言を吐いていた。すぐに機動隊が割って入り、小競り合いが起こる。
また、在特会も反天連に対してカウンターを開始。桜井誠がスピーカーを持ち反天連に詰め寄ろうとしてすぐに機動隊が止めに入った。
街宣右翼や在特会は「朝鮮人を叩き殺せ」「反日極左を殺せ」と大音量で叫び、反天連は「ヤスクニにNO」と叫ぶ。両者が衝突しないよう機動隊が必死に制止する。
神保町から水道橋周辺は騒音が響き渡り、大混乱に陥った。反天連、街宣右翼、在特会、機動隊という四つ巴の戦いの様相を呈していた。
この騒動を見ていた通行人や見物人は面白がっている人もいたが、やはり迷惑そうな視線を連中に送っていた。
英霊を貶め反日活動を展開する反天連にも怒りが込み上げるが、だからといって「朝鮮人を叩き殺せ」などという言葉を浴びせる在特会や、街宣車に乗り大音量で威圧的な言葉を吐く街宣右翼を支持することもできない。
在特会は反天連が通り過ぎた後に、「天皇陛下万歳」と連呼していたが、在特会のような汚い極右排外主義者が自己満足の愛国心を満たすために天皇陛下を利用するとは不敬極まりないのではないか？
正直なところどっちもどっちという感じだ。
極右と極左の醜い姿を直接見て、両方ともこんな街頭活動をしなければいいのになーと思った。