やはりこうなったか。懸念していたとおりの展開になりそうだ。


安倍氏は8月15日の終戦の日に靖國神社への参拝を見送るそうだ。


昨年の自民党総裁選の前は第1次安倍内閣の時に靖國神社に参拝できなかったことを「痛恨の極み」と述べて悔やみ、さらに今年春には「いかなる脅しにも屈しない」と言っていたことを安倍氏はどう釈明する気か。


靖國参拝を見送るという報道は今日流れた。数日前にアメリカが靖國参拝に懸念を表明した後というタイミングを考えれば、安倍氏はまたもアメリカの恫喝に屈したのではないか?


安倍氏を支持する人達には悪いが、歴史認識や靖國問題は安倍氏が総理になってから前よりもさらに後退した。


河野談話も村山談話もあっさりと踏襲し、その上靖國参拝も見送るという蹉跌。自虐史観はより一層強化され、中国や韓国というならず者国家は更に勢いを増す。


安倍氏は靖國神社について政治問題にすべきではないというスタンスだが、アメリカや中韓の脅しに屈して参拝を取りやめること自体、靖國神社参拝を政治問題として考えている証だ。


中韓の靖國カードを無力化し、靖國神社に平穏を取り戻すことは天皇陛下が御親拝なさる環境を整えることにつながる。そのためにはどんな脅しにも屈っせず8月15日に堂々と参拝するべきだった。


参拝の仕方に異論はあるが、小泉は靖國神社に毎年参拝し、総理が靖國神社に参拝する流れを作った。しかし第1次安倍内閣で安倍氏はその流れを断ち切った。


そして第2次安倍内閣でも同様に靖國神社参拝を見送るという、取り返しのつかないことをやろうとしている。


大東亜戦争で散華された英霊は、米中韓にまたしても屈した総理をどう見ているのであろうか?