3月に交渉参加を決めたTPP交渉に初めて日本が参加した。


日本にとって1回目となる交渉に挑んだわけであるが、これまでの交渉で決まった事項などを纏めた1000ページにわたるテキストの解読に交渉団は苦心し、とても交渉に挑むどころではなかったという話が漏れ伝わる。


そもそもTPP交渉、後から参加する日本には「(これまでの交渉でまとまった交渉文書の)再交渉も、蒸し返すことも日本に認めない」と米通商代表部(USTR)のフローマン代表が言っているように、これまでの交渉で決まった事項は諾々と呑むしかない。


しかも関税撤廃に関する「市場アクセス」の交渉は既に終了しており、日本はルール作りに参加できなかったという。


まるでそのことを追認するかのように自民党のTPP対策委員会の西川公也は「「交渉ですから、全部取るつもりでいるが、100点満点はない」とあっさりと交渉を諦めた上、「国内農業が極力痛まない程度に収めたい」と述べ、自民党の選挙公約であった農産品5品目の関税護持すら達成できない可能性に言及。


じゃあなんでTPP交渉に参加したんだよ?と突っ込みたくなるが、アメポチの自民党はそんなことおかまいなしだ。


そもそもこういった経済連携協定の交渉に参加するなら、国民に対して「こういう分野で日本に有利なルールを勝ち取ってきます」と説明すべきだ。


しかし、総理や自民党議員などTPP推進派からは守るべき国益の話は出ても、攻めて勝ち取る国益の話は全く出ず、「アジアの成長を取り込む」などという抽象的なセリフしか聞けない。


つまりTPPは日本にとって具体的メリットがあるものではなく、害の方が大きい協定なのである。


これこそ国民不在、国際金融資本優遇の政策だ。国賊・安倍を始め自民党議員には国民生活を守るという視点が欠如している。


国民に利益が還元されるわけでもないのに、こんな負け戦が分かっている交渉に参加を決め、関税5品目を守るとした公約も平気で反故にする安倍は史上最悪の売国奴確定だ。


しかし、相変わらず自称保守・愛国者の連中=安倍信者は臭いものには蓋をするかのようにTPPには触れようとしない。


あるいは「自民党以外に任せたら、「全力で交渉したけど真逆の結果になりました」とか言って帰ってきそうじゃん!」と現実を見れずに盲従的に自民党を応援するバカもいる。


安倍とこれらの安倍信者は同罪だ。國柄を徹底的に破壊するTPPに参加する自民党を応援することは即ち売国行為を働くと同じだ。


安倍信者は在日や左翼に対するアンチテーゼの構築にしか興味がないようだ。そのためには安倍が日本をアメリカや国際金融資本に売り渡してもいいということか?


かねてより安倍自民党への盲従的支持は亡国の道だと言ってきたが、安倍信者には理解不能のようだ。


思考停止なのか、単にバカなのか、あるいは確信犯の工作員なのか・・・・・


もし公約の関税も守れず、あっさりと交渉に敗北してTPPが妥結されたのなら、安倍を始め自民党議員には腹を斬って死んで国民に詫びてもうらうことになるであろう。


安倍信者よ、いい加減に目を覚ませ!!安倍自民党は國柄、国民生活の破壊に邁進している。これでもまだ現実を見れないのか!!!!!!!!!