衆議院議員の西村眞悟さんが維新の会を除名される方向になった。
その理由は本日の維新の会代議士会での発言内容だという。
以下はその発言要旨
「外電（外国メディア）では橋下（徹共同代表）さんの報道が捏造（ねつぞう）され始めている。慰安婦がセックススレイブ（性奴隷）と転換されている。これが国際的に広がれば反日暴動、謀略が成功しかねない。
われわれは積極的に「売春婦とセックススレイブは違うんだ。売春婦は日本にまだうようよいるぞ、韓国人」（と主張し）、反撃に転じた方がいいと思う。大阪の繁華街で「お前、韓国人。慰安婦やろ」と言ってやったらいい。戦いましょう。」
この発言に何か問題があるだろうか？若干表現が荒いかもしれないが、発言趣旨自体は的を射ており何ら問題は無い。
まず西村さんが指摘したことは
１売春婦と性奴隷は違うこと ２国内には韓国人の売春婦がたくさんいる ３歴史認識について反論すべきだ
１についてだが、西村さんは全く正しい事を言っている。同感である。売春婦とは金儲けのために自ら商売として体を売っている女の事だ。
それに対し性奴隷とは本人の意思に反して、脅迫や暴行で無理やり性欲解消のために酷使される女の事をいう。
戦前の朝鮮人慰安婦は業者の募集に応じて慰安所で働くようになった女だ。それなのに海外では慰安婦を性奴隷と表現し、あたかも日本軍が朝鮮人女性を性奴隷にしたかのように誤解されている。
西村さんはその誤解について指摘し、反論するように言ったまでだ。
２も正論。日本には不正入国した韓国人売春婦が多数おり、各地の風俗店で働いており、数万人に上るという。
もし慰安婦が性奴隷で人権侵害になるなら、国内にいる韓国人売春婦も人権侵害ではないか。であれば、韓国人女性の人権保護のために祖国に帰ってもらうべきだ。
メディアや米韓などは戦前戦中の慰安婦をことさら問題視しながら、こうした韓国人売春婦のことは取り上げない。このダブルスタンダードを西村さんは指摘したかったのだろう。
３だが、これも正論。橋下氏の一連の発言で慰安婦問題についてメディアや国民、米韓政府が一気にこの話題を取り上げるようになったのだから、海外で誤解されている慰安婦について日本が反論をする絶好の機会だった。
本来なら、ここで慰安婦と性奴隷は違う事や、強制連行が事実無根であること等を国内・海外に発信し韓国の歴史捏造に反撃すべきだった。
だが！橋本氏の発言に対し、なんとこれまで慰安婦強制連行を否定していた自民党議員等が次々と手のひらを返したのだ。
稲田朋美氏は慰安婦について「女性の人権を侵害している」とコメントし、左翼と同じ見解を示した。
さらに河野談話の見直しを主張していた安倍氏も答弁で「慰安婦の筆舌に尽くしがたいつらい思いに心から同情している」と謝意を示したばかりか、強制連行を認める新たな証拠が出るかもしれないなどという見解を示し、河野談話見直しどころか後退した。
また、村山談話についても菅官房長官があっさりと踏襲する旨を表明した。他にもみんなの党の渡辺氏は一連の発言を受けて、選挙に影響が出ると判断したのだろうか、維新の会との選挙協力を取りやめると表明。「維新とは文化が違う」などと言い出す始末。
どいつもこいつも日本の歴史や名誉を守るよりも議員の地位や権力の座を守りたいばかりに、信念を捨て保身に走った。
慰安婦についての誤解を解くチャンスをみすみす逃した。ここで安倍氏が自ら国会で反論をすれば良かったものをそれをしないばかりか、火消しに躍起になり河野談話村山談話を踏襲した。
これで河野談話と村山談話は見直しどころか固定化され、撤回など不可能になった。むしろ以前よりも自虐史観は強化された。
安倍内閣がメディアや米韓の批判に屈してしまったがために歴史認識で完全な敗北を喫した！もし政治家がしっかりと反論していれば海外からの誤解は晴らせたはずだ。
西村さんはその点を批判したかったのだ！政治家が信念を捨て保身に走る中、西村さんは信念を貫き正論を主張した！
批判されるべきは西村さんではなく保身のために信念を捨てた裏切り者だ！！
西村さんの勇気ある発言に最大限の敬意を表したい！信念を貫く男、国士西村眞悟ここにありと示してくれた！
維新の会を除名されるばかりか、議員辞職を迫られるという。しかし西村さんが議席を失うのはあまりにも国家の大きな損失だ。
そこで、西村さんの同志であり同じく維新の会衆議院代表の国士・平沼赳夫先生にメールで陳情を送り、西村さんの議員辞職だけは止めてほしいと陳情したい！
ブログをお読みになった方々にお願いである。平沼先生にメールを送り、西村さんの議員辞職を止めるように請願しようではないか！
信念を貫き正論を通す唯一の政治家、西村眞悟さんを断固支持しよう！！！！