日本には憲法9条がたまらなく好きで、後世に大切に残そうとしている人がたくさんいる。
私は彼らのことを9条原理主義者と呼んでいるが、とにもかくも憲法9条を守ることが全てであり、近年は9条の会というカルト組織まで作って護憲活動を展開している。
彼らの主張は単純でわかりやすい。「9条があるから日本は平和なのだ」「9条で不戦を誓えば日本は侵略されない」「9条があれば日本は平和だから自衛隊はいらない」というものだ。
だから事あるごとに彼らはデモや街宣、ビラ配りを行い自衛隊批判を展開する。北朝鮮のミサイル発射の際も、なぜか北朝鮮を批判せずミサイル迎撃態勢をとる日本政府と自衛隊を批判するありさまだ。また、東日本大震災で自衛隊が総力を挙げて復興支援を行っていた最中に「自衛隊の装備は災害時には役に立ちません」という広告を新聞に載せて自衛隊を侮辱した。だから9条原理主義者は反日であることはいうまでもない。
私は彼らの主張が大嫌いだ。だが彼らがあそこまで反自衛隊・非武装・無抵抗を主張するのであればそれなりに信念でもあるのかと思っていた。しかし彼らはダブルスタンダード、ご都合主義であることがよく分かる。なぜなら彼らの主張と言動があまりにかけ離れたものだからだ。以下のエピソードを見れば彼らのご都合主義がお分かりいただけよう。
1 日本はソマリアでの海賊対処し海上交通路の安全を確保するために海上自衛隊を派遣している。民主党の極左議員である辻元清美が組織しているピースボートは「9条を守れ!派遣は憲法違反!」と海自のソマリア派遣に反対しているが、ピースボートの世界一周旅行でソマリア沖を航行する際に海自に護衛を依頼し、護衛艦に護衛されて航行したこと。
2 イラクで武装勢力に拉致された後に解放された活動家の高遠菜穂子は帰国後に「9条のおかげで助かった」「自衛隊をイラクに派遣した日本はイラクに謝罪せよ」と言って非武装・無抵抗こそが平和の秘訣と主張している。しかし再度イラクを訪問した際に地元の武装治安部隊からしっかりと厳重な護衛を受けて活動していた。9条があれば大丈夫と言うなら護衛を断るべきだが・・・
3 9条の会呼びかけ人を務め、無防備都市宣言を主張していた左翼活動家中井多賀宏は普段からナイフを持ち歩き、2009年7月に通行人を刺して負傷させる殺人未遂事件を起こしている。無防備都市宣言や平和を主張しながらなぜか武器であるナイフを所持し、しかも人を傷つけている。
4 自衛隊廃止、日米安保破棄や非武装を主張し護憲を党是としている社民党だが、なぜか党本部前に機動隊の車両が停まっており機動隊から護衛されている。非武装や無抵抗を主張しているのになぜかちゃっかりと護衛されている。
5 田母神航空幕僚長の広島での講演を批判し妨害していた護憲派議員沖宗正明に対して保守派から抗議があった際に沖宗正明は「圧力以外の何ものでもなかった。身の危険すら覚えた。空手を修行していて本当に良かった」と発言。非武装、無抵抗の9条原理主義者のはずなのになぜか「空手を修行していて本当に良かった」と言い、護身のための実力行使を肯定。
以上のエピソードを見るだけでも彼らがいかにダブルスタンダードであるかがよく分かるであろう。つまりご都合主義、信念などどこにもない。これが9条原理主義者の正体だ。恐らく彼ら自身、非武装・無抵抗では自信の安全を守れないことを自覚しているのであろう。だからこんな矛盾した言動をとる。
であればくだらない護憲思想などを主張して国民を巻き込むことを止めてもらいたいものだ。本当に迷惑だ。