自衛隊とコネのある友人から自衛隊が野外で食事をする際に食べている戦闘糧食Ⅱ型をもらった。
戦闘糧食Ⅰ型は以前食べたことがあり、五目御飯やたくあん缶、煮物などは本当においしかった。今回はⅡ型。
戦闘糧食Ⅱ型はレトルトパウチに入っておりパック飯とも呼ばれている。Ⅰ型が缶に入ったいわゆる缶飯であったのに対し、Ⅱ型ではこのようにパックだからコンパクト・軽量で持ち運びに便利だというメリットがある。
また缶飯は、お湯で湯煎してから持ち運ぶため食べる際には冷えてしまう場合が多いが、戦闘糧食Ⅱ型は水を入れると化学反応で加熱する加熱剤を使用して食べる直前に温めるからホカホカの状態で食べれるのだ。
というわけで戦場にいる気分で朝食に実際に食べてみた。
まずはこれが戦闘糧食Ⅱ型の内容。加熱剤と加熱用袋、白米パック×2とサンマ蒲焼をまとめて入れたパック。
これを加熱用袋に加熱剤と一緒に入れて水を入れると・・・・・・一瞬で沸騰。グツグツと煮立つ音が聞こえてきて蒸気が噴き出してくる。この状態で20分待つべし。
20分待った後、袋から取り出す。内容はサンマ蒲焼と白米×2、味付け海苔。
味はなかなか。レンジでチンするレトルト白米は変な臭いがするが、これは臭いなし。なかなかおいしいぞ。
蒲焼もいい味。タレがしみ込んでいる。
というわけでこれはいいアイテムだ。温かいご飯を食べれることは現場の隊員にとっては嬉しいことだろう。
サンマの蒲焼以外にもチキンステーキや中華丼、肉団子、鮭、筑前煮など色々あるらしいからそれも食べてみたい。