3月11日に行われた政府主催の東日本大震災追悼式典に参列した台湾代表が各国より冷遇されるという外交上、道義上極めて非礼な事態が起きた。


台湾代表に献花の機会が与えられなかっただけでなく席次も一般参列者や企業代表と同じ扱いの2階席だったという。


自民党の世耕弘成議員が参議院予算委員会でこのことを追及し野田は「温かい支援を頂いた台湾の皆さんの気持ちを傷つけることがあったら申し訳ない。行き届いていなかったことを深く反省したい」と陳謝したが誤って住む問題ではない。


恐らくは中国への配慮で台湾を冷遇したのであろうが、震災で最も日本を支援してくれたのはどこの国だ。台湾ではないか。いつから日本は恩を仇で返すようになったのか。


実は昨年の3月11日も地震発生30分後に台湾は救助隊を編成していた。しかし日本政府は中国の救助隊のメンツを立てようとしたため台湾の救助隊は3日間も足止めされ、実際に被災地に入ったのは14日になってからだった。


震災後台湾では日本を支援するチャリティー番組が放映されたり募金活動をするなどしてなんと200億円近い義援金を集めてくださった。また、台湾人の方々がYOUTUBEに温かい応援メッセージを投稿してくれたり、日本の復興を願う短歌集が発行された。


しかし日本政府は各国の支援に感謝する広告を各国の新聞に掲載したが、一番支援をしてくれた台湾を無視した。これも中国への配慮があったからと言われている。なぜお礼をするだけなのにいちいち中国に配慮せねばいけないのか。


そしてまた今回の追悼式典での台湾冷遇である。本当に情けない。そして台湾の皆様に申し訳なくてたまらない。震災への支援をしてくれた台湾への仕打ちをした日本政府が恥ずかしい。


中国の顔色ばかりうかがい、親友・運命共同体である台湾を冷遇し感謝すらしない。まさかこれほどまで日本政府の根性が腐りきっているとは同じ日本人として落胆の思いであり、そして胸糞が悪くなる。


だから政府の替わりに言いたい。


台湾の皆様、どうが日本政府が犯した非道な仕打ちをお許しください。本当に申し訳ありませんでした。そして日本人は東日本大震災への台湾の皆様の温かいご支援を絶対に忘れません。これからも日本と台湾がお互い手を取り合い、より一層の交流を重ね友好関係が発展していくことを心より願っております。本当にありがとうございました!