2008年のリーマンショック以来日本の景気は低迷したままだ。麻生政権の際の積極財政で一時的に回復したかと思えたが民主党の経済無策により一向に景気は回復しない。また雇用状況も低迷している。

2008年のリーマンショック以来真っ先に派遣労働者が首をきられたため2008年に日比谷公園で年越し派遣村が開設され失業者に対して炊き出しなどを行った。

2009年も開設されて今年も開設されるだろうと考えていたが石原知事は今年は派遣村を支援しないと発言した。ハッキリ言えば石原知事の発言は正論。

年越し派遣村の実態を見ればあれに税金を投入するのがバカバカしくなる。

第一、年越し派遣村をフックアップしていたのは左翼活動家の湯浅誠だ。それに年越し派遣村のバックには左翼系労働組合や共産党、社民党がついている。さらに派遣村内でなぜか9条の会が宣伝活動をしていた。失業者の支援が目的のはずだがなぜ9条の会が宣伝を行う?

年越し派遣村は失業者が出たのは政治が悪い、だから支援しろという被害者意識の可視化のためのパフォーマンスである可能性が大だ。

なんと年越し派遣村入居者の半数以上が派遣切りに遭った失業者ではなくただのホームレスや「派遣村に行くと飯がもらえて泊まれるらしいぞ」という無関係の人だったという。

また入居者のモラルも問題だ。税金で支援してもらっておきながら「ホテルを用意しろ」「もっと待遇を良くしろ」とわがままをいう者。また、就職活動用に支給された交通費で酒を買って飲むなどありえない行為をする者も目立った。ちなみに数百人の入居者のうち就職したのはわずか13人。

また、政治のせいにするパフォーマンス的要素の強い年越し派遣村であるが派遣労働者にも問題あったのではないか?真面目に勉強し真面目に就活をしたが職が見つからずに仕方なく派遣労働者になった者は当然救済の対象にすべき。では勉強は嫌い、社会人としてのマナーも身につけない、正社員は上司との関係が面倒くさいから派遣労働者がいいと考えて派遣労働者になった者は自己責任ではないか?資本主義の社会なら当たり前。

自分自身の非を棚に上げて政治が悪いだの支援を受けるのは当然の権利と主張するのは本末転倒だろう。何でも権利と叫べば全て通ると思うのは大きな間違い。

それから職が無い言うのであれば職種を選ばなければいい。選ばねばいくらでも職はある。

自分は夏に某引っ越し会社で働いたが、こういう類の仕事ならすぐに見つかる。その引っ越し会社は社員希望すれば正社員として採用してもらえる仕組みだった。ちなみに日給1万5000円(月14日の出勤で19万稼いだので20日働けば30万近く稼げるので最低限の生活はできるはず)運送業や工事会社ならたくさん求人がある。

明日の生活がかかっている窮状ならば多少のわがままは我慢して職種を選ばなければよいのだ。身体的に疾患があるのなら別だが「力仕事は嫌だ」「汚れる仕事は嫌だ」と言うのは贅沢すぎるしこういう者を税金で支援する必要など無い。

最近では権利権利と叫びロクに働きもせずに生活保護にたかる国民が多いという。いつから日本人は乞食のような民族に成り下がったのだ!必死に働けば少なくとも最低限の生活はできるはずだ!

それに政治家もそういう国民に対して「おお、かわいそうに」とばかりに支援をする。そんなバラマキをしていれば財政はもたない。自助努力が足りない者に公助ありきではならない。自助・互助・公助のバランスがとれていたのが昔の日本。しかし公助ありきでは真面目な国民からすれば真面目に働き、納税することがバカバカしくなる。これでは社会主義国家ではないか!がんばった者が報われる社会でなければならない。

派遣村を今年は支援しないという石原知事の発言はまさに正論であり国民に自助努力を求めたと理解できる。このまま怠けても国から支援してもらえるし権利であるという考えが国民に浸透すれば日本は終わる。内側から崩壊するだろう。国民を甘やかしてはいけない!

<追記> 派遣村主催者の湯浅誠ですが、9条の会で講演したり、自衛隊のことを不況に付け込んで若者を勧誘しているなどと主張して自衛隊を批判、侮辱しています。左翼は市民の「フリ」をして正体を隠しているので気をつけましょう。


動画はラッパーG.CUEの「働け!」という曲ですが、歌詞の中に「FUCKニート」とあります。怠け者に喝を入れ、労働者を応援する曲です。かなりかっこいいです。