よく駅前で共産党が街頭演説やビラ配りをしているのを目にする。

ある意味自民党よりも精力的に活動しているし、健全野党として自民党にも民主党にも媚びない姿勢は評価される。

だがあくまでも共産党は衣の下に鎧を着ていることを忘れてはならない。

共産党の街宣車やポスターに「憲法を守ろう」と書いてある。

これを見ると共産党は憲法を守り、憲法違反のものには異を唱えようというのが共産党のスタンスかと思う。
だから共産党は自衛隊や自衛隊海外派遣は憲法違反だとして反対しているし在日米軍にも反対している。

確かに共産党は憲法9条に関してはかなり姿勢を鮮明にしていて、自衛隊は憲法違反。だから縮小しましょうと主張している。

これを考えれば常識的思考の人なら、共産党は憲法を守る党だなと思う。

だが共産党の主張がいかに詭弁であるかが分かる。

なにしろ明確に憲法違反であることが分かっていて、学者も大半が憲法違反だと認めている外国人参政権に共産党は賛成しているのだ。
共産党は外国人参政権は違憲の立場はとらずむしろ推進しようとしている。

ここで分かることは、つまり共産党は9条と自衛隊のみを問題化させ、政治利用しているに過ぎないのだ。
憲法を守ると言いながら、自衛隊のみを敵視し外国人参政権には賛成の立場。いかに共産党の主張は詭弁であるかが分かるいい例だ。
まあ共産党は護憲を主張しないとどうせ存在感を無くし、埋没するから自衛隊を政治利用しているのだろう。
ただあり得ないだろうが、仮に共産党が政権を取れば自衛隊を改編し人民軍を造ることは容易に想像できる。
単に「自衛隊」に反対しているだけ。人民軍は例外。
だから憲法を守ろうと主張していながらそれは9条のみであり、1条と15条はどうでもいいというのが共産党の本音だろう。

その思想の源流はコミンテルンの自国を敗北させてその混乱に乗じて革命をおこすという思想から来ている。
だから自衛隊を縮小させろと主張しているのだ。

だが政権を取り革命をおこせば人民軍を造り、在日米軍を追い出し、天皇を無くそうと企んでいるのが共産党。
だから天皇制という言葉を使う。

つまり制度だから廃止もできるというのだ。

共産党の思想の根底には未だに革命が残っている。

民主党ばかりが注目されているが、こうした革命勢力にも気をつけないといけない。

共産党、衣の下に鎧!