先日はビックリ!?ビックリ!?なシラーの会へ行ってきました。いつもいいワインを出して下さるS先生が今年も終わりだからと、忘年会を兼ねての夢の企画を打ち立てて下さいました。




 オーストラリアの誰もが知るシラーズの最高峰に位置するワイン達、しかも90年代のバックヴィンテージを大放出してくれまして音譜

 ペンフォールズのグランジ、ヘンチキのヒルオブグレイス、トルブレックのランリグを並べての本当に夢の共演! おまけにとジ・アーマーとフランスからシャプティエのエルミタージュまでも!? 全て違う雰囲気で、シラーが並んでも飲み飽きしません。したら罰が当たりますが(笑)

 


 その他(これもまたグレートワイン)もあって7人で10本相当!今年の憂いを払ってくれる素晴らしい幸せな時間を過ごさせてもらいました。本当に感謝感謝です。

 平日なのにみんな大丈夫だったのかな?? 僕は翌日の10時過ぎまでお酒が抜けきってないような状態でしたあせる




 『トルブレック ランリグ 1999』


 これらの中で一番オーストラリアシラーズらしい、甘く完熟果実の香りに味わい。とっても濃い紫色。色に負けないくらいその甘い果実の爆弾が口の中に広がってきました。甘いといってもウッドカッターズシラーのような甘みではなく、もっと上品な甘いニュアンス。ブラックテェリーのコンポートや、ピンクペッパーのようとでも言いましょうか。この香りをいつまでも放ち続けていました。14年熟成くらいではまだ古さは微塵も出てきません。


 『ヘンチキ ヒルオブグレイス 1998』


初めて飲みましたが他のシラーズとは一線を画する味わいでした。馬小屋臭や土など、最初は嫌いな人はうっとくるような香り。ブレタノマイセス由来の香りだそうで。ローヌのボーカステルなどにみられる香りですが、久し振りにここまで強い香りを嗅ぎました。これが開いてくるとどんどん変わってゆくんですよね。甘~い革のような香りに変わっていって、味にもそのニュアンスが出てくるような感じに。オーストラリアのイメージからするとかなり涼しいイメージのワイン。とにかくグラスの中で変貌し続けていた印象深いワインでした。


 『ペンフォールズ グランジ 1993』


 これが3本の中で一番骨格のしっかりした優等生的な味わいでした。非常に濃いブラックベリーやコーヒーなどのニュアンス。スパイシーな感じも。黒い果実の塊が気品高くグラスの中に居る感じでしょうか。こちらも時間とともに変化してきて、黒糖などの甘い香りが出てきてよりいっそう高級ワインだぞといった感じ。20年経ったワインですが、そこまでの年齢を感じさせないのは超一級品の証拠でしょうか。まだ20年は先がありそう。ヒルオブグレイスほどではないですが、これもオーストラリアにしては涼しいニュアンスでした。