aaltoのブログ

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Noctua NH-D14(以下NH-D14)のレビューです。
空冷最強と言われるNH-D14を煙突エアフロケースFT02B-Wに設定し、静音マシンを仕上げました。静音性を中心にレビューします。CPUクーラーの音よりもHDDの回転音が目立つくらいにかなり静かになりました。PCケースFT02B-W とこのNH-D14のコンビネーションは最強かもしれません。FT02B-Wのレビューはこちら。

[Noctua NH-D14とサイズ/Scythe KABUTO(兜)クーラー との比較と結論1~5]
NH-D14 と前クーラーKABUTO(兜)での比較でレビューします。

[結論1.静音性の比較(カタログ値とaaltoの感覚から)]
[騒音低い] NH-D14 [13.2 dBA] < KABUTO(兜)[26.5dBA] [騒音大きい]
それぞれのファンの諸元表の数値を比較し、またaaltoの感覚で判断する....ちょほほ。
※ (NH-D14は低ノイズアダプター2x Ultra-Low-Noise Adaptor (U.L.N.A.)を使用した、NF-14(14cmファン)の値)

[結論2. CPU冷却性能(アイドリング時とOCCT高負荷時との温度差)]
[CPU温度差、約12℃] NH-D14 = KABUTO(兜) [約11℃]
意外にも冷却性能はほぼ互角です。あの体積でKABUTO(兜)の冷却性能は極めて優れています。

[結論3. 騒音値と排気風量(カタログ値から)]
[騒音が小さい] NH-D14 12.6 dBA > KABUTO(兜)26.5dBA [騒音が大きい]
[排気風量が多い] NH-D14 49.4CFM(83.7 m³/h) > KABUTO(兜)74.25CFM(45.05 m³/h) [[排気風量が少ない]
※ (NH-D14は低ノイズアダプター2x Ultra-Low-Noise Adaptor (U.L.N.A.)を使用時の値)

[結論4.使い勝手(取り付け難易度、他のパーツとの干渉等)の比較]
[取り付けしやすい] NH-D14>> KABUTO(兜)[取り付けしにくい]
[他のパーツと干渉する] NH-D14<< KABUTO(兜)[他のパーツと干渉しない]

[結論5.総合評価]
NH-D14 >> KABUTO(兜)
NH-D14はその巨大さからマイナー評価も目立つが、空冷でこの冷却性能かつ静音性はThe Best of CPU Air coolerと言えます。
NH-D14 は、静音性、エアフロ、冷却性能等に優れ、総合的レベルは極めて高い。ただしC/Pで考えたら性能的に僅差で1/3のコストのKABUTO(兜)が圧勝すると思われる。
つまり一般ユーザにはKABUTO(兜)で十分、その3倍のコストを出せるエンスージアストにはNH-D14と言えるのではないでしょうか。

[購入の主な目的と求めた機能]
今までサイズ/Scythe KABUTO(兜)クーラー (SCKBT-1000、以下兜) やZALMAN CNPS9900 MAX BLUE LED (CNPS9900-MAXB) を使用してきて、評判が極めて良いこのNH-D14を使ってみたくなり、また後々後悔しない選択として、NH-D1を購入しました。詰まるところ、単なる物欲に負けた結果です、その上。NoctuaのHPの美女の効果も否定できない...ちょほほ。

今回CPUクーラーには、寝室用のPC(五号機)として、静音性、冷却性能の2点を重視しました。
KABUTO(兜)は、冷却性能も良く、静音性も高いと思われますが、このNH-D14が兜と比較して、どの位性能が良いのか興味がありました。
またPCケースFT02B-Wの煙突エアフロ性能に、NH-D14のサイドフローは最適と考えたのも大きいです。トップブロワーのKABUTO(兜)よりは適切ではないかと。

五号機のCPUとM/Bは以下のとおりです。
CPU:AMD Phenom II X6 1055T 2.8GhzBOX品 (TDP95W、定格動作)
M/B:ASRock 890FX Deluxe4です。

[1.NH-D14の静音性と全般的印象静音性の比較]
[騒音低い] NH-D14 < KABUTO(兜) [騒音大きい]
主目的の静音性だが、CPUクーラーの音よりもHDDの回転音が目立つくらいにかなり静かになりました。PCケースFT02B-W とこのNH-D14のコンビネーションは最強かもしれません。
いつものように騒音計で測定した訳ではなく、aaltoの主観的な判断ですがNH-D14の2つのファンの音圧レベルと兜の1つのファンの音圧レベルでは、3dB音圧レベルが上がるのが、原理でNH-D14のほうが騒音レベルが高いと思われるが、実感レベルではNH-D14のダブルファンのほうが、静音性が高いと感じます。
それぞれのファンの諸元表の数値を比較すると、NH-D14 のNF-14(14cmファン)で低ノイズアダプター2x Ultra-Low-Noise Adaptor (U.L.N.A.)を使用した場合
NH-D14 [13.2 dBA] < KABUTO(兜)[26.5dBA]となる。
そういう意味でこのファンNF-14CPUは、低騒音・換気量とも、優秀である。
クーラーだけでそんなに違うのかという疑問はあるが....それくらい優秀なクーラーだとも言える。

ちなみにリビングで使用しているCNPS9900 MAX RED LED使用の一号機とNH-D14の5号機を比較すると、断然5号機のほうが静かである。それは、ケースとCPUクーラーにどれだけ投資したかに比例するとも言える...ちょほほ。

[2. CPU冷却性能(アイドリング時とOCCT高負荷時との温度差)]
[CPU温度差、12℃] NH-D14 = KABUTO(兜) [11℃]
NH-D14もKABUTO(兜)も冷却性能は極めて優れています。
OCCT実行時のCPU温度を比較します。
CPUの温度はケース交換の前(2011/07/12)と交換後(2011/09/27)のOCCT CPU 温度のグラフ読みです。

KABUTO(兜)(2011/06/18) 16-27-27-26.5-27-27-18 (27-16=11)
NH-D14   (2011/09/27) 34-45-46-45-45.5-46-35.5 (46-34=12)

これらはアイドリング時の温度から負荷時の温度差です。
このCPU温度は、クーラーのエアフロ性能がよい結果であり、多少ケース排熱システムが優れている証拠でもある。

[結論3. 騒音値と排気風量(カタログ値から)]
[排気風量が多い] NH-D14 12.6 dBA/49.4CFM(83.7 m³/h > KABUTO(兜)26.5dBA/ 74.25CFM(45.05 m³/h) [[排気風量が少ない]
※ (NH-D14は低ノイズアダプター2x Ultra-Low-Noise Adaptor (U.L.N.A.)を使用時の値)

騒音値は騒音計で計測していないので、根拠はAaltoの皮膚感覚とカタログの数値から拾ってみた。NH-D14 は12.6 dBAで、KABUTO(兜)は26.5dBAある。確かに実感でもそう感じる。更にクーラーやファンの音よりも、HDDのアクセス音の方がうるさく感じた。

騒音は、CPUクーラー・電源・ケースファン等の騒音源の最大が全体騒音を決定するので、全体的に騒音を下げるセッテティングとし、ファンコンで調整するのではなく、全ファンをMBのコントロールとしました。他のファンはアイドリング時800~850RPMです。
排気風量はカタログ値から、単位を揃えてみた。NH-D14 49.4CFM(83.7 m³/h)で、KABUTO(兜)74.25CFM(45.05 m³/h) である。NH-D14は低ノイズアダプター2x Ultra-Low-Noise Adaptor (U.L.N.A.)を使用時の値であり、aaltoの環境と同じとした。

[結論4.使い勝手(取り付け難易度、他のパーツとの干渉等)の比較]
[取り付けしやすい] NH-D14>> KABUTO(兜)[取り付けしにくい]
NH-D14は、今まで取り付けたCPUクーラーの中で一番容易だった。一方KABUTO(兜)は、AMDならまだ良いが、Intelソケットでは、最悪である。
[他のパーツと干渉する] NH-D14<< KABUTO(兜)[他のパーツと干渉しない]
NH-D14はその巨大さから、メモリー、GPUカード、MBのヒートシンク等々と干渉もしくはミアミスが多々発生する。今回M/BはASRock 890FX Deluxe4だが、VRMクーラーにあと2mmで接触しそうだった、このM/BオリジナルのVRMファンは取り外さざるえなかった。

[5.総合評価]
NH-D14 は、静音性、エアフロ、冷却性能等に優れ、取り付け難易度は低く、製造精度も高く、梱包も含めた総合的レベルは極めて高い。
Noctua製品は作りが丁寧で、細かいところまで気を使い製作しているが、よくわかる。フィンで手を切ることも多いCPUクーラーで、気持ちよく取り付け作業ができたのは、感動すらしました。
8,000円を超える空冷CPUクーラーの最高級だが、aalto的には、良質な静音ファンが2基も付属している点や、この作り込みを見ると決して割高では無く、また購入を公開することもありません。多少高価でも良質なパーツがお望みであれば、お薦めです。
ただし性能のみのC/Pで考えたら1/3のコストのKABUTO(兜)が圧勝かもしれない。
正直、オーバークロックも静音化もしないのであれば、NH-D14を購入する意味はあまりない。つまり一般ユーザにはKABUTO(兜)で十分、その3倍のコストを出せるエンスージアストにはNH-D14ということでしょう。

[購入の参考にした情報]
今回NH-D14の購入については、coneco.netにupされている11人の先人方々のレビューとエルミタージュのレビューを参考にさせて頂きました。特にconecoの先人の貴重なレビューは有難かったです。

[最後に]
これも、過去のレビューにある通りNH-D14は、The Best of CPU Air coolerであり、この素晴らしいCPUクーラー」を製造されたNoctua社、熱心なレビューをUpしてくれた「coneco.net レビュアーの皆様」ありがとうございました。
これからも、素晴らしいPCパーツや製品のレビューを私たちに届けてください。
このレビューが少しでもそのお役立てれば幸いです。

[今回使用した五号機の現在の構成]
■CPU:AMD Phenom II X6 1055T 2.8Ghz BOX品 (TDP95W)
■CPUクーラー: Noctua NH-D14
■M/B:ASRock 890FX Deluxe4
■PCケース: Silver Stone SST-FT02B-W
■メモリ:CFD W3U1333Q-2G (PC3-10600-2GBx2)
■VGA: MSI R5770 Hawk
■サウンド:オンボード
■HDD : Seagate
■電源: ENERMAX/エナーマックス PRO87+ Lot6 600W (EPG600AWT lot6)
■OS:WINDOWS7 Ultimate 64bit