スッー

ふぁっ!





『えっ ここが!』

『でも なにも無い・・・』


連の目の前に なにも無い景色が広がった。



『そうだよ 物体は 何もないんだよ』

『僕たちは 思想の中で生きているから・・・』


『必要なものは、頭の中で思えば どんなものでも現れるよ』

『きみの頭の中にね』


『だから わざわざ 物を作って そこに置いておく必要もないのさ』


『だから人々は 競い合うことも 争そうこともないよ』



『そうなの?』

『でも 僕には 何も見えないんだけど・・・』