ポッチャリをちょっとだけ過ぎたくらいの守。 の名前は、森尾守。

最近やっと背丈が100cmを超えたばかりの浩太。 は、石村浩太。

中学生になっても2人は親友だった。





『守く~んっ』

『行くよぉ』

真新しい自転車に跨った浩太は、守の家の玄関前で叫んだ。




『ん、今すぐ行くからちょっと待ってくれ』

と、食パンの欠片を加えながら、慌てて出て来た。



『浩太、お待たせ』

『じゃ行くぞ』


日曜日の朝。

中学1年に上がったばかりの守と浩太は、この日、海を見に行こうと決めていた。