トムは久しぶりに。。




地方にある。


山の温泉の。


露天風呂に溶けながら。。


真っ青な秋の空を眺めていた。





少し離れたところに。


高齢のお爺ちゃんがふたり。


肩までのお湯を堪能されていた。




職場の同僚なのか?


子供の頃からのお友達なのか?


とても親しそうにお話をされていた。。。





と。ひとりのお爺ちゃんが、お湯から両手を出され、手の甲をじっと見つめられ。。


暫く黙っていらした。




すると。


『労働者の手だなぁ』と呟かれた。。


もうひとりのお爺ちゃんも。


ご自分の手の甲を湯から出し。。


『そうだなぁ』と。。





永く日本の経済のために、ご尽力されたおふたりに。。。


ありがとう御座いましたと。


トムは心の声で伝えた。。。