透明になる薬を手に入れた純。



“やっとあの娘に会えるぞ”

その日は有給休暇を取って、朝からソワソワしていた。



大急ぎでその薬の蓋を開けて。

その小瓶の中に入っている薬を全部飲んだ。



『あっ 手が消えた・・・』

『足も消えた・・・』

『身体もだ!』

よっしゃ!

あの娘のところに行こう!


素っ裸になって、その薬を飲んだ純は、素っ裸のまま、紀子のアパートへ向かった。






純の部屋には、薬の空瓶が転がっていた。





その空瓶の裏側には。

なにやら小さな注意書きが書いてあった。



1. この小瓶には2錠の錠剤が入っています。

2. この錠剤を飲むと手足から順に身体が消えてゆきます。

3. この薬を一度に2錠飲むと、消えたままもう二度と元には戻りません。


終わり