『あら先生、もうこんな時間よ~』




『先生といるとなんだか楽しくって、時間の経つのも忘れちゃうわ』

すっかり小枝子も酔っ払って、まだ若い小枝子の頬はほんのり赤みをおびて、赤子のような可愛らしさを醸し出していた。


『先生、明日はお店もお休みなのよ、今日はとことん朝まで飲みたいわ...』

『ね、ママも良いでしょ...』そう言って、12時半頃まで常連の相手をしていた常子ママを呼んだ。

『ええ、良いわよ...私も今日は飲みたい気分だしね』


『あっ、この一杯で、カナディアンクラブシェリーカクスのボトルが空になっちゃったわ』『もう一本入れても良いでしょ先生っ』

『そうだなぁ~、今日はお祝いでもあるしな...じゃぁもう一本頼むよ...』古池は応えた。



『あら先生、それなら今日は私が奢るわよ』と常子がカウンターから、カナディアンのニューボトルをテーブルに運んだ。


『さ!小枝ちゃん、どんどん注いで...今日は3人で朝まで飲むわよ』




『わぁ~嬉しいっ、さすがママね』


お店の入口のライトを消して、内鍵を施錠し、3人はテーブルについた。