"桃おばぁちゃん 待っているだろ うなぁ゛
大きな樹木の先をゆっくりと左にカーブして。
石灰の採石場跡前に定刻どおりに。
小宮の 白い軽自動車が停まった。
『おばぁちゃん おはようございまぁす』
先に小宮が いつものように挨拶した。
『ぁぁ おはようございます 今日も お願いしますわ』
『ありゃ 今日は バスじゃないのかい?』
『えぇ この車に変わったのですよ』
『あれ そうなんじゃ』
『今日は診療所にも スーパー満天にも 一緒に行きますよ』
『ありゃ そうかい』
こんな日が・・・
毎週火曜日と金曜日の 日課となっていった。