米国側の3人は、特に優秀と言われている全米の研究者の中から特別選別されたメンバーであった。

特にリーダーのウイリアムは、100年に一人の天才と言われた研究者だったのである。



一方、日本側の西村と三上は。

独身だったため、比較的自由な研究者で。

"取り敢えず行ってこい" と言われて渡米したのであった。


何れにせよ5人の研究者たちは、将来の人類を救うという重大なミッションを与えられ。

日々忠実に研究を進める事となった。。。








『西村さん ちょっとこれを見て頂けますか?』

三上が取組んでいた研究データを西村に見せた。

『お! これは充分にエネルギー源として使えるかもな・・・』



『ですよね』



『じゃ このRE物質をXB3電子変換させて増幅させてみるか』

西村が助言した。


そして二人はその作業を続けた。


ダリ極秘研究所に赴任して、一年半が経過していた。