『あ 日本人の君たち これから研究を進めることになるが・・・』

『ここで役割をはっきりしておこう』

アメリカ側のリーダーのウイリアムが口を開いた。




『この研究は 君たちも知っているように 人類にとって大事な研究である』

『だから 我々3人が その主要部を研究するから・・・』

『君たち日本人は、我々の研究の補助研究をやってもらう』

『必ず成功する為に、そこは はっきり言っておく 良いね』

と言ってウイリアムら3人は東棟研究室の方に消えて行った。




『ちッ! 西村さん なんかあいつら感じ悪いっすねぇ!』

三上が言った。




『そうだね 三上くん』

『アメリカ人だからね』

『旅行で行く場合や 一緒に遊ぶときはそれほど感じないけどね・・・』

『いつも日本人を下に見て来る』

『ま 仕方ないさ 差別の国なんだから・・・』

『僕たちは 自分たちの持ち分を しっかりやって 日本に帰ろうぜ』

暫くニューヨーク大学院に在籍していた 西村が言った。



『研究の進捗は日本へ報告しなくていいんですかねぇ?』

『日本から聞いてくるまではいいんじゃない?』