6-6 自由『ん?』『背中の方から少し動けるようになってきたみたい・・・』ベボンゴはヌッサレに伝えた。『ん、僕もそうだ』メシッ ピリッ バリバリっ・・・全身を覆っていた殻が、段々と割れて来た。そして。涼しい風が全身を包み込んだ。スポっ!『あれ?』『手足が自由に動くよ』『首も動く』二人は殻から外へ出て。自由に動く自分の身体に驚いていた。知り合った頃は幼虫だった二人は。殻を脱いで立派な成虫となっていた。『この先も歩いて、冒険を続けよう』『そうだね』とその時。