モソモソ・・・
ゴソゴソ ゴソ・・・
なにせ幼虫なもんで、彼らの進みは、とても遅かった。
『ヌッサレぇ もう帰ろうよ』
ベボンゴは鳥に遭遇する恐怖から、弱気になっていた。
『なんでよ』
『冒険はまだ8cmくらいしか来てないに、帰るなんてヤダよ』
ヌッサレの方が好奇心旺盛であった。
ジィジィジーとなく蝉の声をサラウンドで聞いていた。
暫く進むと、体中が3色の毛で覆われた大きな生き物が、木陰で昼寝をしていた。
『なんだ? あの生き物は?』
『ニャーオとか言って鳴いてたよ』
『みっつ毛のニャーオじゃない?』
ヌッサレが適当な事を言って、ベボンゴが納得していた。
また暫く歩いていると。
『ヌッサレくん、なんか身体がガチガチに硬くなって動き辛くなって来たんだけど・・・君は大丈夫かい?』
ベボンゴは聞いた。