アロハ
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カネオヘにある、サンドバー。
パリハイウェイを通ると、
カネオヘ湾に浮かぶように見えてくる、
「天国の海」とも言われるその場所に、
一度行ってみたいとずっと思っていました。
友人からカヤックでサンドバーに行った話を聞いて、
私も、カヤックで行ってみることにしました
今日は、そのときの景色をご紹介したいと思います
8:30頃に、カネオヘのHe'eia(ヘエイア) state parkに到着
予約したのは、2人乗りのタンデムカヤック。
夫は経験があり、私は初めてです。
ボードを見ると、
午前10時頃までサンドバーが見られそうです
受付やカヤック貸出場所でそれぞれ列に並び、
スタッフから今日の海の状態やおすすめの場所などの説明を聞いて、
出発できたのは、1時間後の9:30
ここで時間がかかったのは、計算外
お客様が多い時間帯でした。
みんなの後を追うように、しゅっぱ~~~つ
サンドバーが出現しているのは、午前10時頃まで。
果たして、30分でたどり着くのか…。
私が前に乗り、夫が後ろ。
両側に水かきがついているパドルを使って
右、左、右、左…と交互に漕いでいきます
腕力のある夫のおかげで、思ったより進みます
良い調子~~~
このままどんどん進もうと、一生懸命漕いでいると、
「うわ~~~」
ボートが近くを通り、
波がボートから来て、左右に揺れだしました。
揺れた拍子に、海水も入ってきます
ひゃ~~~
カヤックで行きたいと言ったものの、
足が届かない深さが怖い私
もし転覆したら、どうやって乗ったらいいんだろう…。
ライフジャケット着てるし、一人じゃないし、何とかなる…よね…。
そう思いながら、手を止めて波がおさまるのを待ちました。
ボートが近くを通る度に、波が押し寄せて来ましたが、
だんだん慣れて、これくらい大丈夫と余裕もでてきました
サンドバーを目指すのは、カヤックだけでなく、
ボートもたくさん向かっています
「ねぇ。サンドバーはどこ?」
ずいぶん漕いできたけど、
一向に見えてこない、エメラルドグリーンの海。
「まえに、ボートがたくさんあるのわかる?あそこだよ」
目を凝らしてよ~く見ると、
前方のはるか先に、ボートがずら~っと横に並んでいます
とっても小さく見えるボート。
ということは、まだまだ距離があるってこと。
思ったより、遠い…
でも、ここで休みたくはない。
サンドバーが見たい
その一心で、
えっちらおっちら
ひたすら、漕ぎました
しばらくすると、急に海の色が変わる境目が見えてきました
目的地は、もう目の前です
「きれーーーーー」
ついに、到着しました~
乾いた砂の上を歩ける時間帯は過ぎていましたが、
圧巻の景色に、一目で魅了されました
その美しさは、
遠くから眺めているのとは、全然違った美しさでした
「天国の海」
ホント、天国に来たみたい。
なんか、とっても軽やかに感じる場所
陸から離れたところに、こんな浅瀬の場所がある。
すごく不思議な感覚…。
しばらく目をつぶって、その感覚を楽しみました
クアロアの山やチャイナマンズハットも見えます
大好きなクアロアの山を見ていたら、
「よく来たね。頑張ったね」
そう言われたような気がしました
せっかくなのでサンドバーでランチしようと、お弁当を買ってました
体力を使ったので、お腹も空きます
夫は、がっつり照り焼きチキン弁当。
私は、スパムのおむすび
洋上で食べるランチ
360度の絶景を楽しみながら、いただきました
お隣さんには、ワンコも
サンドバーを嬉しそうに何度も駆け回っていました
復路では、
ウミガメさんが、
海面に顔を出しているのを見かけて、手を止めました
何度か呼吸をした後、ゆっくりと海中に戻っていくのを見られて、
とても嬉しくなりました
それから、また
えっちらおっちらと、無心で漕いでいるとき、
だんだん近づいてくる陸が目に入り、
昔の人はこうやって海を渡っていたのかな。
今よりもっと、海は身近な存在だったのかもしれない…。
ふと、そんなことを思い、
一瞬、その時代の光景が浮かんできたような気がしました。
波を感じ、風を感じた、初めてのカヤック。
夜ベッドに入ると、まだ身体が揺れているようでした。
カヤックで目指すサンドバーは、
不思議な感覚を感じ、感動に満ち溢れていました
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