アロハ
私のブログを見て下さり、ありがとうございます
初めてのハワイ一人旅から戻った後の、話の続きです。
ハワイに住みたいという夢を持ちつつ、
それを実現させるまで、フラフラ寄り道もしました
今日は、
初めてお付き合いをした、外国人彼氏との話を書こうと思います。
前回までの話は、
【 初ハワイ後のこと 】
①～⑭の話は、ぜひコチラ
をご覧ください
お友達から始まった、
ニュージーランド人の先生との関係ですが、
何度かお会いした後、お付き合いをすることにしました
これから、その先生のことを、
エビ天が大好きだったので、
エビ天さんと、お呼びすることにします。
お付き合いをするようになって、間もなくの頃、
一人暮らしをしている、エビ天さんのお家に行くと、
「いま、おさらを、あらっているよ」
ちょうど食器を洗っているところでした。
水と洗剤を入れて、モコモコ泡立っている洗い桶の中には、
食器やコップが入っていました。
それを、洗い桶の中で、一枚ずつ、
スポンジを使って、ゴシゴシと洗っている、エビ天さん
ゴシゴシした後、泡が付いた食器を、
そのまま、水切りラックに入れました。
そして、次の食器をゴシゴシして、またラックへ。
面白い洗い方だな…。
私の洗い方は、
洗剤をつけたスポンジで洗う → 水ですすぐ → 水切りラックに入れる
ですが、
どうやら、エビ天さんは、手順が違うようです。
そばで見守っていると、
「おわったよ」
あれっ？すすぎは？
後で、すすぐのかな？
水切りラックに並べられた食器は、泡が残ったままです
「いつ、お水で洗うの？」
「これで、おわりだよ」
えーーーーーーーーっ
うそでしょ
私は、食器を指さしながら、
「ねぇ。泡がたくさんついてるよ」
「だいじょうぶ。みて！」
エビ天さんは、そう言って、
乾いたコップに、水を入れて、私に見せました。
「あわは、ないよ」
確かに、コップの水は、泡立っていません。
でも、ぜんぜん大丈夫じゃない。
「でも、水に洗剤が混ざってるよね」
「のんで。あじは、ないよ」
いやいやいや
泡立ってなくても、味はなくても、
洗剤の成分は、残ってるでしょーーー
…と、突っ込みたくなったものの、
私は、視点を変えてみることにしました
「この洗い方は、あなただけ？
それとも、ニュージーランドの人はみんな？」
「ぼくのかぞくも、まわりも、みんなそうだよ」
なるほど。
これが、文化・習慣の違いなのか…。
「わかった」
私は、彼の習慣を受け入れて、
彼の家で食事をするときは、
洗剤が残っているであろう食器を、そのまま使うことにしました。
洗剤を入れた洗い桶で、
ジャブジャブ洗っているんですが、
水切りラックに入れた後、
エビ天さんは、自然乾燥させていることが多いため、
たまに、お皿に、食べかすがついていたりします
すすいでないから仕方ありませんが…。
こうやって、洗剤も残っているんだろうな…。
と、思いながら、使い続けていました。
そして、
私もマネして、
エビ天さんの洗い方で、洗ったこともあります
すすがないので、時間が短縮され、
水の節約にもなります
でも、
いやー。
体のことを考えると、やっぱり気になる…。
と思い、
友達に会ったときに話すと、
初めて聞く洗い方にびっくりし、
「体に悪いよ。ちゃんとすすいだほうがいいよ」
「そうだよね」
エビ天さん方式で、
お腹を壊したりしたことはなく、
洗剤の種類によっては、
体に害のないものもあるのかもしれませんが、
できれば、すすぎたい
洗剤を、心ゆくまで洗い流したい
長年の習慣から、そう思い、
それからは、
彼が外出中のとき、
気になる食器があるときは、
こっそり、洗いなおすこともありました
エビ天さんが洗い物をしているとき、
「ねぇ、この洗い方って、ニュージーランドの人、
みんな同じなんだよね」
「そうだよ」
異文化に触れることがほぼ初めての私は、
あまりにも新鮮すぎて、
たまに、再確認することもありましたが、（← しつこい）
お互いの洗い方で、
ケンカをすることはありませんでした
それぞれの習慣を、認め合っていたんだと思います
エビ天さんとお付き合いして、
文化や習慣の違いに触れたおかげで、
違って当たり前という、免疫がついて、
それが、
今の生活にも、活かされているような気がします
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