帰り、バスの中でぼーっとしてたら、ドリカムの美和ちゃんの歌声、瞬間、タイムスリップ
“なんだっけ……………………………………………曲のタイトルが思い出せない、…………………………『あの夏の花火』だ
懐かしい、社会人になってお互い、遠距離になって、喧嘩して、
仲直りしたくらいの前後によく聞いていたドリカムアルバムに、入ってた
花火を見ながら、昔、彼と見た事を思いだすという内容の曲で、
今頃は、他の誰かと見ているのとせつない歌詞が
急に、その当時の彼を思い出してしまっていた
残念ながら、花火を一緒に見た事はなかったな、
お互い仕事の関係で、なかなか会えなかったし
近いようで遠かった、
彼が同じ職場の人を選んだ時、仕方ないのかなと諦めた、諦めたはずだったのに
元気だすぞーと買い物に出かけた時、東京駅で、ラッシュの人波に押されて、
勢いでぶつかって来た人が、謝りもせず、去っていった時、泣きそうだった
ぶつかった肩が痛かった訳でもなく、
謝ってもらえなかった事でもなく、
ただぶつかった瞬間、
自分の中にあった“想い”みたいなものが全部飛びだしたみたいな気持ちになって、人込みの中じゃなかったら泣いていた
その場では泣かず、何食わぬ顔して街をふらふらしていたけれど、完全に強がりな自分だった
もう彼に必要とされていないんだという気持ちで溢れていた
今のこの時期だった、
寒い時期の失恋は身に染みるなー
皆さん、この時期誰かを振るのはやめましょう………って無理な話しか
遠い記憶の思い出でした