今回ご縁あってスクートから合格を頂くことができましたが、まだまだ実感がわかないのが正直なところです。
新卒就活の際、ＡＮＡ説明会に足を運び、他のきらびやかな受験生の方たちを前に
「あぁ、私には到底無理な世界だ」と感じ、どうせ自分はチビだし地方出身だしＣＡは倍率が高いし、
と何かとマイナスな理由ばかり見つけては自分の思いに蓋をしていました。
とりあえず就職しなければ、その思いでありとあらゆる企業を受験しました。
志望度の高かった上場企業の最終面接に５社落ち、自分は社会から必要とされていないのではないか、人間として欠陥があるのだろうか、と思い悩んだ日々もありました。地方から首都圏への就活は時間や金銭的にも大きな負担でした。
そしてなんとか、ある一般企業から内定を頂いて自分の将来がいったん決まりかけた際、
自身が一番始めに思い描き、蓋をしていた「ＣＡになり、世界中を飛び回りたい」との思いがどうしても捨て切れませんでした。
そして、自身と非常に似通った思いをされて晴れて外資のＣＡとして空を飛ばれていた中尾先生にご指導をお願いするに至りました。
外資のＣＡになりたい、その思いを持った自分にとって、「とにかく全ての会社の書類を提出しなさい」との中尾先生の言葉に正直疑問をもったこともありました。
しかしコンスタントに書類を出し続けるうちに、ひとつひとつの書類通過が確実に「小さな自信」となって自分の中に積み上げられていくのを感じました。
私の一番の課題は、「自分に自信を持つこと」でした。自己ＰＲ、自分の長所、何を書いても口にしてもこれでいいのだろうか、と不安で、自分に自信を持つことが恐ろしく下手な私でした。
中尾先生から「自信を持つためには自分が出来る事を確実に行うこと」と言われ、少しずつ自分の情報や分析を進めていくうちに、だんだんと自分の言うべき事、言いたいことがまとまってくるのが分かりました。
今回のスクートもチャンスだ！とおっしゃって頂いて、ＳＱの受験と並行しながら、毎日頭の中を英語漬けにして受験に備えていました。
お風呂の中などの隙間時間でも笑顔！自己紹介！を行いました。
今回のスクートのインタビューの際も、アルバイトでのことを多く、深く聞かれましたが、
普段から自分の行動を言語化する作業を行っていたからこそ、インタビューでも面接官の狙いは何か、何を答えたら相手は納得してくれるだろうか、
との考えをもって面接に臨むことができました。
今回の合格は私一人の力では無理だったと思います。
地方出身の無知な私を最後まで見捨てず、的確なアドバイスとご指導をしてくださった中尾先生のお力添えがあってこその合格でした。
夢だった、外資のＣＡとして空を飛ぶチャンスをつかみ取ることができて、本当に本当に嬉しいです。
中尾先生、ありがとうございました。