4月からの月謝生モニター生を募集します★エアージャパン、JEX CA面接試験開催中★ | 月謝生95%上内定!キャビンアテンダント客室乗務員✈︎ANAJAL、カタールエミレーツ新卒&既卒内定中尾享子のブログ♪

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キャビンアテンダント=客室乗務員=CA、航空業界志望者に、CA内定方法、TOEIC攻略本3冊の著者でTOEIC攻略法、ワイン検定講師として情報をお届け。TOEICもワインもCAに重要です。ANA、JAL、シンガポール、エミレーツ、カタール、KLM、ルフトハンザ等外資系航空会社。



★広末涼子とカタール航空CA(客室乗務員)合格者さんの関係★



広末涼子が無試験で早稲田大学に合格したとき、私は怒っていました!
広末涼子が合格したのは、予備校で教え始めた駆け出しの頃でした。浪人生が、頭を飽和状態にさせて血の滲む努力をしても合格が難しい早稲田大学に、無試験で入る、というのだから、死ぬ思いで勉強をする生徒さんを思い浮かべて、
ヒロスエ~!無試験はないだろう、
と腹がたったのです。
もしかすると、広末涼子の透明な可愛らしさにも嫉妬していたのかもしれません。

代々木ゼミナールで講師をしていた時、大教室の授業とは別に個別指導を予備校から頼まれることがありました。
生徒さんの親は高額の授業料を通常の授業料に上乗せして支払います。

個別指導を受ける生徒さんは、大勢にはついて行けなくて、個別指導をするので、合格には遠い人がほとんどです。私が担当したYちゃんも、そうでした。

people は人、の複数だから、「人々」ですよね?
Yちゃんは、
placesは場所、の複数だから、「場所場所」と訳を書くのです。
これ、理解して頂けますか?
「人々」と2回言葉を繰り返せば、複数が表せるから、「場所」も「場所場所」と思った、
と真剣に言うのです。
マンガみたいでしょ?Yちゃんは本気なんですよ。

私はYちゃんは既に浪人生だけど、今年合格させてあげることができるかな、と、頭を抱えました。
推薦で希望の大学に行けないかと探しました。
結果は、殆ど勉強せずに、名前の通った、有名女子大に、作文と面接だけで推薦で浪人生の10月に合格しました。

「様々な場所で」と訳すはずの所を「場所場所で」と和訳するYちゃんが国文科ですよ!

その時も、合格して嬉しいながら、広末涼子の時に感じた「なんで?」という反発を感じました。


石井裕之先生プロデュース、長倉顕太さんのセミナーを受講して丁度1ヶ月たちました。アウトプットし続けることで、セミナーの内容が、より腑におちてきました。

その長倉さんが、
「成功する人は、give&give&give 」とおっしゃっていました。

先日、私の塾には受講料を一切、支払うことなく、合格した生徒さんがいました。
なぜ、一切支払う必要がなかったか、という理由は長くなるのでここでは割愛します。

その女性Tさんは、先週、お目にかかったとき、受講料も一切払っていないのに、と申し訳なさそうでした。

しかし、こういう「福」を授かる方は、きっと、それまでに、十分努力していたり、他でgive&give&give しているのではないかなぁ、
が私の見解です。

それまでの他人へのgiveや、努力したけど、努力した時に実を結ばなかったことが、時を経て、
花開いただけだと思います。

前述の「場所場所」のYちゃんのお母さんが、偏差値がよくなかった娘さんが、驚くべきことに、有名女子大に合格したので、非常に感謝してくださって予備校をわざわざ訪ねてくださいました。その時にたくさんお話してわかったのは、Yちゃんがお勉強ができなかったのは、頭が悪いわけでなく、高校生活の全てをテニスに賭けたためだ、とわかりました。
部内の大変なことは、全て一手にひきうけて、早朝からそれこそ、帰宅が深夜に及ぶこともあったそうです。先輩と後輩のお世話をよくして、クラブで揉め事があっても、みんなに明るく接していた様子がクラブを盛り上げていたとのことでした。
だから、勉強をしていなかったから、お母様は非常に心配されて、その時も、受験は終了しましたが、基礎的な英語力をつけるため、個別指導を続けてほしいのです、とのことでした。

その時は、私は今以上に随分未熟だったので、テニス部の話をされても、テニス部でのgive&giveのことが推薦合格に結びついたとは思えなかったのですが、長倉さんのgive&give&give の話から、一挙に思い出した次第です。
このように、随分後になって気づくことも、あるのですね。

広末涼子に関しても、「ヒロスエ~、許すよ」
という瞬間がありました。私は演劇好きで、つかこうへいさんが存命のとき、よく、つかこうへいさんのお芝居を見に行きました。「飛龍伝」という、つかこうへいさんの名作があります。
それを演劇人ではなく、芸能人の広末涼子が主演する、というので、興味津々で見に行きました。
「ヒロスエ、あなたがつかこうへいさんの芝居を演じ切れるのか?」と挑戦的な思いで。(私ってどこまで高飛車やねん?)
ところがどっこい、素晴らしい演技だった上に、当時広末涼子は妊娠中でもあったのです。妊娠中の動きとは思えぬ、身体の切れ、セリフ回し。そして、妊娠していることは、誰にも言っていなかった、という潔さ。
「ヒロスエ、ごめんね。早稲田大学に合格したとき、ムカついて」と思いました。ただ、その瞬間もヒロスエがgive&giveしていた、とは思わず、ただ許しただけでしたが、現在はただ「許す」と思った
その時とは少し違う感覚です。
想像上だけの話ですが、きっと広末涼子は早稲田大学合格以前に徳を積んでいたのだと思います。

私に受講料を払わず、でも私経由で合格したTさんは、申し訳なく思う必要はありません。きっと徳の貯金が貯まっていたのです★

私は、「自分が叶えたい夢」が叶うときは、
私がその器になった時だ、と思います。
だから、叶えたい夢が叶わない時は、「不徳の生活をしていないかな?」「努力不足?」と自分を見つめることにしています。
同時に、自分が叶えたい夢が叶うのは、自分の器を作ればいいだけで、それに専心すればいいのだから、以前のように、他人と比べて不要にあせったり、他人の成功に嫉妬したりしなくなりました。

不徳な方が成功しても、長く続かないこともわかっているし、本当に心が乱されることが少なくなりました。

先日、茶道の席で、左隣の女性に、間違えて、既に運ばれたはずのお菓子の2個目が、再び運ばれました。その女性が運んできた人を呼び止めて、お菓子を返そうとしたとき、80歳くらいの女性が
「お返しするのは失礼よ。あなたにはきっと2つお菓子を貰える徳があったのだから、喜んで頂きなさい」とおっしゃいました。人生の大先輩は本当に素敵な発言をされますね★