30代でCA合格に賭けている方へ★身長、年齢、英語力、などを飛び越えてCA合格する瞬間がある★ | 月謝生95%上内定!キャビンアテンダント客室乗務員✈︎ANAJAL、カタールエミレーツ新卒&既卒内定中尾享子のブログ♪

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キャビンアテンダント=客室乗務員=CA、航空業界志望者に、CA内定方法、TOEIC攻略本3冊の著者でTOEIC攻略法、ワイン検定講師として情報をお届け。TOEICもワインもCAに重要です。ANA、JAL、シンガポール、エミレーツ、カタール、KLM、ルフトハンザ等外資系航空会社。

30代で
CA合格をしたい!!
という方。

CA受験は
自分で「やめる」
と決めるまで
永遠に続く
厳しい戦いです。

しかし、
不思議なことに

するっとある日
合格される方がいる。

それは色々な要素があります。

客観的に判断すると
どう考えても合格しないのに

「合格をする」

それはなぜなのでしょう?

私は以前は
大学受験生を教えていました。

医学部、薬学部は難関なので
10浪している方を(医学部で)
見たことがあるくらいです。

模試で
どう考えても
「不合格だろう」
と判断できるのに

なぜか
合格する人がいました。

その中の気づきを
ニューズレターとして
配布していた
1つを
ご紹介します。

CA受験にも共通すると思います。

>>>

今日はセンター試験2日目です。


あたたかくてよかった♪






受験の季節になると、

いつも思い出すAちゃんの話をさせてください。







予備校時代の生徒さんで

薬学部を目指していました。



私の「メディカル英語長文読解」

のクラスにいたAちゃんは



いつも一番前に座ってとても熱心でした。









薬学部は通常の単語集以外に

メディカル単語も覚えねばなりません。



授業外でテストをしても、

彼女はいつも参加する学生さんでした。








しかし



単語のテストの結果は

決して満足のいくものではありませんでした。









でも、私は「いつかはできるようになる」

と祈っていました。










11月になって模試の結果を見せてくれました。



涙がはからずもこぼれています。





数学が8点!





だったのです。









予備校の進路担当の方にも

「薬学部は諦めたら?」と言われた、と。







私も内心「どうしよう~」と思いました。







彼女はどうなのだろう??

薬学部は諦めたいのか??




薬剤師になりたいなら



諦めるべきではない。






薬剤師が彼女にとって

それほど重要ではないなら方向転換もあり、

です。







彼女は「諦めない」道=

しんどくてめんどうくさくて大変で不安な道、

を選びました。




とにかく、今できることをやろう。

できることを考えよう、という姿勢でした。










受験本番が始まり、

受験生が予備校の校舎から消えました。





でも、

私が現役の授業を終え、

教室の扉を開けると



いつもAちゃんが廊下に置かれた机(彼女の定位置)

で勉強していました。







本命以外の受験日当日も来て、

その机で鉛筆を走らせています。









時々彼女の友人も来ていましたが

勉強しに来てはいませんでした。



談笑しに、あるいは

受験の手ごたえを報告しに来ていました。









私が担当したクラスで見かけるのは



とうとう彼女だけになっていました。









ある日現役の教室の扉を開けようとした私に

Aちゃんがこう言うのです。







「N大薬学部から「補欠合格の通知」をもらいました。



今日結果がわかるはずなんです!!」。







私は嬉しかったけど、

以前補欠合格の通知は貰って



結局青学に入れなかった学生さんのことを思い出して、



ぬかよろこびはしないように、

と思いました。










でも、




良かったぁ!!




合格したのです!



補欠合格、

合格者と1点差だったんですね。

ああ良かった。


















受験は4月からの10ケ月で、

すべてのテキストを覚える作業が



間に合うのか、間に合わないのか、という



単にそれだけの勝負です。

とてもsimpleです。








Aちゃんは

最初予備校に入った当時は



「間に合わないかもしれない」グループ

にいたのかもしれません。








でも、


彼女は本番が始まって人は休んでるときも



「とにかく目の前にあるできることをやって」




薬学合格レベル分テキストを覚えることを、



なんとか「間に合わせた」のです。






補欠合格だった、

しかも受かったところはそこだけだった、





ということを考えると、



彼女はもう一年浪人する可能性もあったのです。







でも彼女は向こう側に渡ることができた。









Aちゃんが卒業した後の、



4月になって驚いたのは





現役の授業を終えクラスの扉を出ると



もう新しい年度になっているのに!






Aちゃんが勉強している幻覚に

とらわれてしまうことでした。









どうしてもどうしても


彼女が「いる」気がするのです。





頭では「いない」とわかっているのに。








私の体が条件反射するほどがんばってたんだ、

そりゃぁ通るよなぁ、




と改めて心がふるえてしまいました。








Aちゃんとは桜の咲くころに、

六本木ヒルズの森タワーで

合格祝いケーキを食べ、




その時に最後の授業で行った

「メディカル英単語のテスト」を返しました。



「最後だからすごいがんばったんですよ」

と言ってたテストです。









最初はあんなにできなかったのに(笑)。



感慨深かったので彼女に一言、

その場で言いたかったのですが、



他の卒業生もいたから、

私は一人で静かに感動していました。 中尾享子 >>>