2024年1月
神奈川県寒川町にある
寒川神社へ初詣
1/1 北陸・能登半島で大きな地震があったり
1/2 羽田空港で被災地に向かおうとしていた機体と着陸しようとしていた民間機が衝突・炎上したり...
年始早々世の中がバタバタとしている中、
今年は早々に神社参拝へ。
(例年は1月後半か2月3月と喧騒が落ち着いてから)
寒川神社前交差点から
三之鳥居を見る
鳥居前の太鼓橋・神池橋上から
左(西側)を見ると
雪を抱いた富士山が見えました。
神池橋の擬宝珠(ぎぼし)
境内禁止事項
ここから先は神聖な場所です...と
「境の木」として
榊(さかき)が飾られた鳥居
朝のお日様の光を透かして
御祭神、由緒が書かれた案内版
御祭神
「寒川大明神」
・寒川比古命(さむかわひこのみこと)
・寒川比女命(さむかわひめのみこと)
由緒
・相模國(現在の神奈川県)を中心に
広く関東地方をご開拓になられ、
衣食住など人間生活の根源を開発指導され、
関東地方文化の生みの親神様
・江戸からみて南西に鎮座していてその江戸(現在の皇居)の裏鬼門をお護りする神社であり、古来より関八州の守護神。
・八方除け・方位除けの神様。
(※)関八州
①相模(さがみ)現在の神奈川県
②武蔵(むさし)同、東京都・埼玉県・神奈川県川崎市と横浜市の海側
③上野(こうずけ)同、群馬県
④下野(しもつけ)同、栃木県
⑤常陸(ひたち)同、茨城県
⑥下総(かずさ)同、千葉県北部
⑦下総(しもうさ)同、千葉県中央部
⑥安房(あわ)同、千葉県南部
朝9時前だと
お正月(2024/1/9)でもゆったり。
参道途中に神社祭典一覧(恒例祭)
御祈祷の案内
御祈祷の案内拡大(2024.1.9現在)
参拝前に心身を清めるところ「手水舎」
手水鉢は福島産の浮金石だそう。
2020年のコロナパンデミック以降
清めるはずの手水舎が
感染症対策として柄杓を使わないタイプに。
お正月の参拝者が多い時期用の
増設手洗い場(手水舎?)
竹筒から一筋のお水が流れでていました。
手水舎には毎年かわる
明治天皇御製「神祇(じんぎ)」
2024年(令和6年1月)の神祇
ちはやふる 神のまもりに よりてこそ
わが葦原の くにはやすけれ
訳:「すばらしい神々のご加護によって
わたしたちの日本は 安泰を保っていられる」
だそうです。
裏面
御神門
毎年変わる「迎春ねぶた」が
参拝者をお出迎え
2024年で24回目とのこと。
干支を題材に
「甲辰~八大龍王~」
辰年なので中央に辰(龍)
左側:難陀龍王(なんだりゅうおう)
八大龍王の1つでその中で最も優れた龍王とされているとのこと。
右側:跋難陀龍王(うばなんだりゅうおう)
難陀龍王の弟。
ねぶたの規格
横幅:9m 高さ:2.7m 奥行:1.7m
LED電球約300球使用で
日没から22時まで点灯。
2024年2月23日(金・祝)まで設置
神門手前の左右に大きな狛犬
向かって右に「阿」(あ)の狛犬
向かって右:「吽」(うん)の狛犬
迫力ある大きな狛犬さまに
高いところから見下ろされて。
御神門の開閉時間は
午前6時~日没まで
季節によって閉門時間が変わるようです。
この日はぬけるような碧い空
左端の大きな木は御神木(ごしんぼく)
2本の大きな杉で
御祭神の寒川比古命と寒川比女命が
宿ると言い伝えられているそうです。
ちょうどこの日は
1月の連休を終えた最初の平日の朝。
前日まで設置されていたであろう
御社殿の横いっぱいに広げられた
仮設の賽銭箱を撤去作業しているところに
遭遇しました。
寒川神社の御社殿
無病息災・交通安全を祈祷してまいりました。
「後編」に続く。