北鎌倉駅から歩いて6分程。
鎌倉五山の第四位
浄智寺(じょうちじ)
古い石橋のほとりには
鎌倉十井(かまくらじっせい)のひとつ
「甘露ノ井」
総門に掲げられている扁額には
『寶所在近』(ほうしょざいきん)
『寶所近きに在り(ほうじょちかきにあり)』
=本当の宝は自分自身の中にあるという
禅の言葉からきているか!?
「宝=悟り」は近くにあるから、
もっと修行に励めとかなんとか
とも言われているそうで。
総門をくぐって、
たくさんの人が通った繁栄ぶりをしのばせる
すり減った鎌倉石の石段を昇った先に
拝観入口があります。
拝観料¥200
拝観時間9:00~16:30
鎌倉五山第四位
金宝山
臨済宗円覚寺派
浄智寺
●建立 弘安四年(1281年)
●開山 兀庵普寧(ごったんふねん)、大正正念、南州宏海
●開基 北条宗政、北条師時(もろとき)
上に鐘楼がある珍しい山門
仏殿
「曇華殿(どんげでん)」の扁額
木造三世仏坐像
(神奈川県重要文化財)が
まつられています。
阿弥陀=過去
釈迦=現在
弥勒(みろく)=未来の
各如来がまつられています。
咲き始めた梅と仏殿
仏殿の裏側にまわると・・・
鎌倉三十三観音の三十一番
木造観音菩薩立像
鎌倉一のコウヤマキの大木の横に
子安観音像
仏殿の裏手
庫裏の前の庭
春から秋にかけて
彩られることでしょう。
この日は
ちいさな彩りを見つけました。
横井戸
30数年前までは
コウモリの棲家になっていたとのこと。
スマホのアシストライトで照らして
一番奥まで行きましたが
中で見たものは・・・(゜д゜;)
コオロギとゲジゲジが。(゚_゚i)
コオロギは越冬したのか?
それとも、孵化したのかは不明。
触覚が動いていたので
生きてたヽ(゜▽、゜)ノ
狸塚
浄智寺の裏山に棲む
狸たちが葬られたお墓。
岩山をくりぬいたトンネル
トンネルを抜けたところ。
観音さまが洞窟の中に
鎌倉江の島七福神のひとつ
布袋尊(ほていさん)
弥勒菩薩(みろくぼさつ)の化身とも
言われている布袋尊
お腹、
たくさんの人々に触られているようだ(*゚ー゚*)
指先も触られているようだ。
ふくよかな耳たぶも(≧∇≦)
布袋尊の後ろに観音さま
徳川家の三葉葵の紋章が唐門に。
徳川幕府が唐門を建ててくれたからという説。
【この日の北鎌倉散歩記】
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