今日保育園で離乳食について、保護者と面談があった。
最近国試の勉強で学んだばかりの、栄養カウンセリングの方法を頭に思い浮かべながら話してみた。

でも、そんなことすぐにできるはずがなくて、いつの間にかマニュアル化されている自分の話し方がすごく気になった。

でも、それで終わりにしたくなくて、一方的に話してしまうような進め方で終わりにしたくなくて、一言『今の私の話の中で、不安な点などはありませんでしたか?』と付け加えた。

すると保護者は日々の悩みを打ち明けてくれた。『保育園では良く食べてくれているんですが、家では遊び食べもするし、保育園よりは食べないんです。でも、1日のトータルで食べた分を見ると大丈夫かなと思うし、保育園でかんばっている分家ではあまりきつく言わないようにしています。』とのこと。
始めは、てんぱって色々な解決方法を提案してしまった。環境設定とか、食事を作る工夫など食べてくれるための手段を。
でもお母さんの顔は晴れない。自分でも話しててしっくりこない。違う。

もう、栄養士らしくないけど自分の感じたままを伝えるしかない!と思った。
『お母さんのおっしゃる通り、1食というよりは1日、または1週間のトータルで見るのはとても大切です。1食食べなかったからと、気になさることはないです。保育園で頑張っている分、家では甘えたいのだと思います。それでいいと思います。保育園では私に任せてください。家では食べさせなきゃと考えてばかりいるとお母様も疲れてしまいますから、子どものごはんが好きな気持ちを大切にして、今のままの考え方で進めてください。』
と言った。

いいのかなー?と思いながらも。

でもお母さんの顔は、さっきよりすっきりしているような感じがした。
完全にとは言えないけど、始めに言ったときよりは顔が明るくなっていた。

栄養士として正しく答えられているか、わからなかった。

でも、栄養士としての知識を伝えることも大切だけど、相手が悩んでいるのに知識を言ったところで解決にはならないんだと思う。
気持ちを理解してくれているというような『無理しなくていいですよ。いつも頑張ってらっしゃいますよね。間違っていませんよ。』というような言葉がけを望んでいるのではないか?と感じた。
今まで、栄養士らしくってことを自分に言い聞かせていたことが大きな間違いだったことに今更気がついた。

そう考えると、仕事って知識よりも会話力なんじゃないか。
相手の気持ちに共感出来ることが1番の解決方法なんじゃないかって思う。

今日は本当にいい勉強になった。

私に悩みを打ち明けてくれた保護者の方、本当にありがとうございました!!