突然ですが、皆さん。メタルコアは好きですか?
僕は大好きです。

嫌いな人も多いと思います。だって近年溢れ返ってるもんメタルコアのバンド。

そもそもメタルコアってどんな音楽なのでしょうか?よくわからない人も多いはず。
てか未だに僕も細かい定義についてはわからないです。

言葉で説明するのもアレなんで、早速聞いてみましょう。

1 This Calling


この曲はAll That Remainsの3枚目のアルバムから。
メタルコアの名曲と名高い1曲です。

どうですか?サビのクリーンボイスでの歌い上げ方は。かっこよくないですか?

嫌いな人は「全部シャウトやグロウルでええやん」とか言ってきますが、そんな輩は今回はスルーしていきましょう。

音楽的特徴としては
①ブレイクダウンと呼ばれる曲の合間にビートダウンをするフレーズがあり、ドラムのツーバスとダウンチューニングしたギターやベースと合わせて重さを出すフレーズがある。

②曲やバンドによってですが、サビはクリーンで歌い上げる。Aメロなどは絶叫+咆哮のスタイル。

簡単には挙げるとこんな感じですが、正直メタルコアというジャンル定義は曖昧だと思います。

正直ジャンルの定義は不毛なので、残りはWikipediaをみてください。


さて、ここから本題に移ろうと思います。

メタルコアバンドの元祖的存在All That Remainsについてです。

彼らの3rdアルバムFall Of Idealsはメタルコアの名盤と名高い作品で、僕個人としてもメタルコア好きだったら聞くべき作品だと思ってます。



上記で紹介したThis Callingに続く、アルバムの2曲目。
絡み合うイントロのツインギターから激しいボーカルの咆哮、そしてメロディアスなサビが続くメタルコアのお手本のような曲。

実はこのバンド、ボーカルが非常に目立つと思いきや、リードギターも中々良い働きをしてるんですよ。
ギターソロとかもしっかり決めてくるし、リフも中々かっこいいんですよ。



彼らの中でもファン人気の高い曲。メロディアスなサビがない曲だが、なんと言っても途中で挟むクリーンギターのワークが素晴らしい。
この間奏のギターワークだけでメタルコアの天下を取った曲とも言える何とも末恐ろしい曲だ。


...実はライブを見に行く予定だった

さて、そんな彼らだが僕も本当に大好きなバンドで、当時高校生だった僕は友達と来日講演を確か渋谷クワトロだったかで見に行くことになってたんですよねえ。

その来日講演があった日は2011年3月11日。

そうです。大震災があった日です。

自宅にいた僕はもちろん渋谷まで行くのを断念。だってライブどころの騒ぎではなかったですものね。

ライブももちろん中止のアナウンスがされると思ってましたよ。

しかし予想に反してライブは決行。

当時の僕はこんな日本の一大事になんでライブなんてするんだよーって思ってましたよ。

その時のライブ映像がこれ


ただこんな状況でもライブを決行した彼らにも彼らなりの考えがあったわけで、普段地震の経験がない外国人からしたら、こんな大きな地震が目の前で発生したらライブどころではないと思うんですよね。

彼らなりにも葛藤や恐怖があったにも関わらず、プロのミュージシャンとしてライブを決行したことはすごいことだと思うし、彼らなりにできることを全うしたんだと今は思います。

その後ですが、結果としてチケット代も返金されたので、プロモーターとも揉めることもなかったですが、正直ライブは見てみたかったですね。できたら延期の講演してほしかった。


話が脱線して申し訳御座いません。

そんな彼らですが8thニューアルバムを最近リリースしました。

ますます活躍を期待される彼らですが、まずは大名盤の3rdから聞いてみては如何でしょうか?