暇な様な丁度良い様な、そんな毎日を送って居ます。
今朝、ほんの少し洗濯物を干しただけで、
ヨガに行く電車に乗り遅れそうになりました。
普段でも12時近くにスーパーに行くのんびり屋です。
行動がゆっくりでも時間が早くて、5月も半分終わりそうです。
ヒメジオン?ハルジオン? 密集して咲き奇麗でした。
いきなり 昔の素敵だったSさんを思い出しました。
私がパッチワークに夢中になって居た40代の頃、
パッチワークは初期から全盛になりかけの頃でした。
お向かいのマンションに先生が住んで居られ、
娘が幼稚園に行っている間、習いに行っていました。
よそのお宅の玄関ポーチです。 大人しい感じが好きです。
その当時の想い出です。30年ぐらい前の話ですね。
当時、教室に来ていた、80歳近いSさんの事です。
自分が80歳を超えたので想い出したのかも知れません。
Sさんは、ピンクの上下のスーツだったり、
赤い上下のスーツだったりと
いつもよそ行きの恰好でお洒落してやって来ました。
今では、スーツを着て居る人はまず見掛けませんが、
赤やピンクのスーツ姿のお洒落な老婦人はSさんだけ、
お肌の手入れも良く、美しい銀髪のおかっぱ頭には
かならずお揃いのピンクだったり、赤だったりの
帽子をかぶっています。
どこかの上流婦人という感じでした。
イギリスのエリザベス女王を思い浮かべて見て下さい。
赤い口紅もちょこっと付けて可愛らしいのです。
電車でも良く目立った事でしょう・・・。
当時の私の母よりも10歳ほど年上、とにかく素敵でした。

いつかはSさんの様になりたいと皆で誉めそやし、
話しかけますと、 江戸弁と言うのでしょうか?
コーヒーをコーシーと言ったりするのも愛嬌でした。
そして、いつも決まって
映画評論家の淀川長春さんの話をするのです。
さいなら、さいなら、で有名な淀川長春さんです。

淀川さんは、晩年 全日空ホテルの
36Fのスイートルームで暮らしていました。
Sさんは淀川さんの誕生日には、薔薇の花を一本と
決めて毎年、ホテルまでお届けに行ったそうです。
「薔薇は茎の長いのが上等なのよ」と高島屋で
用意し、奇麗なリボンを結んで届けたそうです。
36Fからロビーまで降りて来た淀川さんは
必ずSさんを抱きしめて呉れたそうです。
この話を私達お稽古仲間は何度も聴きました。
そんな話をした後、バックからコンパクトを出して
口紅を赤く引いてから、帰られるのです。
そのお洒落な様子を「真似出来たら良いわね~」等と
キャーキャー言う年下の仲間の、中心に居られました。
もう亡くなられたかも知れません。
とびっきりお洒落だったSさん、エリザベス女王みたい
だった斎藤さんを何故だか思い出しました。
パッチワークの先生も亡くなられました。
こういうのを↑春でも麦秋というのですね。(近所です。)
先日 (うなぎ屋さん)に行った時に、 母の日にと貰った
「お身体をたいせつに」と書いてある箸を息子から、
「今日も明日も」という題名の可愛らしいミニ本を
娘から貰いました。 嬉しかったです。



