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冬のコートをクリーニング屋に意地でも出そうと思う。理由はある。
ヴィクトリアンメイデンの新作のコート、驚いた。なぜなら、アンゴラはまだしも、とうとうウールさえ、高額になり、コートの質が変わった。
私はアンゴラ入りのウールコートを持っていて、それも20年以上前だ。後はウールコート。今はインフレとか戦争で、物資が無い。良いコート、星箱ワークスさんも、含めて5枚、クリーニング屋さんに出す。結構高額になるが、それでいい。もう、当分は作れない、いわば骨董品なのだ。
ゴスロリも、随分高くなった。星箱ワークスさんだけが、 過去の文化の継承者のような気がする。最近のヴィクトリアンメイデン、飛び出るように高額だ。でも、私はヴィクトリアンメイデンを責めたくない。時代だ。以前、2023年に偶然買った2022年受注生産のヴィクトリアンメイデンのロココブーケティアードロングワンピースのプレーングレージュの値段は38000円で、最新作のロココブーケティアードロングワンピースの型は66000円だ。これは、ヴィクトリアンメイデンが悪いわけでない。時代だ。
以前アンティーク屋さんで、布でできたランドセルがあった。戦争中で、物資が無い時代のものらしい。それを、ヴィクトリアンメイデンの最新作を見て、ああ、今は、戦争中なんだね、と言いたい。
戦争が長期化しそうだ。
私は思い切って必要な物を少し多めに買った。
サンダル一足と下着7セットと服一着と布を買った。
これで当面は大丈夫だ。
結構な出費になったが、前倒しにしただけだ。
後はクリーニング代を心配している。
ここ最近物資が足りない。
私は贅沢好きなのでわかる。
宝石も最近とても高価なので買っていない。
むしろ昔買って良かった。
服も、ゴスロリ服も一式揃った。
昔買った贅沢品が今、役にたっているから面白い。
舶来品のアンティークや素晴らしい手工芸品、もう手に入らない。
私は人形衣装作家時代にはよくイタリア製の布を使った。
シルクも使った。
どんどん贅沢品が戦争によって削られていく。
いつかゴスロリ服禁止令も出るかもしれない。
困ったものだ。
実習結果は……あちらは二つ返事ではなかった。
ただ、少し、時間が欲しいと言われた。
なんだろう?
だから、不採用ではないようだ。
でも、即、採用ではない。
私は実習先ではマニュアル通り動いたが、
能率を上げるために、マニュアルの応用やってしまった。
結果同じだが、いけなかったかな?
私は悩んでいる。
精一杯頑張ったが、何か悪い点でもあったかな?
不採用ならハッキリと言って欲しい。
なんと相当時間がかかるみたいだ。
凄く態度がうやむやでこの間に身体を壊しそうだ……。
少し失望した。

