名探偵なぎさの冒険
第4話:給食室のまほうのスプーンのなぞ
 

登場人物
•     なぎさちゃん(小学3年生。名探偵)
•     みおちゃん(なぎさの親友。給食が大好き)
•     はるとくん(食べるのがちょっと苦手)
•     給食の先生(やさしくて、ことばの魔法使い)

 1. ふしぎなスプーン


ある金曜日。今日の給食は、カレーライス。
みおちゃんは、にこにこ。はるとくんは、しょんぼり。
「ぼく、カレーはすきだけど、食べるのがにがて…」
「どうして?」と、なぎさちゃん。
「スプーンが大きくて、こぼしちゃうんだ…」
そのとき、給食の先生が、はるとくんに小さなスプーンをわたしました。
「これは“まほうのスプーン”よ。こぼれないように、そっと食べられるの」

 2. なぎさのしらべ


なぎさちゃんは、そのスプーンを見ました。
ふつうのスプーンより、すこし小さくて、すこし深い。
「これ、ほんとうにまほうなの?」
「ううん、ほんとうは“やさしさのスプーン”なのよ」と、先生。
「食べるのがにがてな子が、すこしずつ食べられるようにって、わたしが選んだの」

 3. なぎさのまとめ


はるとくんは、そのスプーンで、すこしずつカレーを食べました。
「こぼれない!食べやすい!」
「すごい!ほんとうにまほうみたい!」と、みおちゃん。
なぎさちゃんは、にっこり言いました。
「なぞはとけたよ。まほうのスプーンの正体は、“やさしさ”だったんだね」

📘 読解力ワーク(先生・保護者向け)
質問
1.     はるとくんは、なぜカレーを食べるのがにがてだった?
2.     給食の先生は、どんなスプーンをわたした?
3.     “まほうのスプーン”のほんとうの意味は?
4.     なぎさちゃんは、どんな気づきをした?