名探偵なぎさの冒険
第1話:消えた図書カードのなぞ
登場人物
• なぎさちゃん(小学3年生。本と推理が大好き)
• ゆうとくん(なぎさのクラスメイト。図書係)
• さきちゃん(なぎさの親友。絵が得意)
• 先生(図書室の担当)
1. 事件は図書室で
ある金曜日の昼休み。
百合が原小学校の図書室では、
静かなざわめきが起きていました。
「先生!ぼくの図書カードがないんです!」
ゆうとくんが、あわてて先生に言いました。
「昨日まで、ここにあったのに…」
「カードがないと、本が借りられないよ…」
なぎさちゃんは、すぐに耳をすませました。
「これは、なぞのにおいがする…!」
2. なぎさのしらべ
なぎさちゃんは、図書室の机を見ました。
「カードは、いつもこの箱に入ってるんだよね?」
「うん。ぼく、昨日の昼休みに使ったよ」
「そのあと、だれかがこの机を使った?」
先生が言いました。
「さきちゃんが、絵本を読みに来てたわよ」
「さきちゃんに聞いてみよう!」
3. さきちゃんのヒント
さきちゃんは、少しはずかしそうに言いました。
「うん…机の上に、かわいいカードがあったから、見ちゃった」
「でも、すぐに元に戻したよ。箱の中じゃなくて、机の下に落ちてたから…」
「机の下!」
なぎさちゃんは、すぐにしゃがみこみました。
すると――
「これだ!ゆうとくんの図書カード!」
4. なぎさのまとめ
「カードは、昨日の昼休みに落ちて、さきちゃんが見つけたけど、箱に戻さず机の下に置いたままだったんだね」
「うん…ごめんね、ゆうとくん」
「いいよ!見つかってよかった!」
先生がにっこり言いました。
「なぎさちゃん、ありがとう。名探偵だね!」
📘 読解力ワーク(先生・保護者向け)
質問(読解力を育てる)
1. なぎさちゃんは、どこでヒントを見つけましたか?
2. ゆうとくんのカードは、なぜ見つからなかったのでしょう?
3. さきちゃんは、どんな気持ちだったと思いますか?
4. なぎさちゃんの行動で、よかったことは何ですか?