3日間ほど旅に出ており、帰ってきたらタイトルのニュースを見つけました。
TCDDトルコ国鉄の公式HPニュースによると、火災は11月28日15:30頃発生しました。他のニュースと総合すると、駅舎内の屋上で工事をしていて出火したようです。あのきれいな駅舎の屋根が焼け落ちたもようですが、その後鎮火し、公式HP翌29日18:30には列車ダイヤも平常運転に戻ったとのことです。
ハイダルパシャ駅はアジア側の鉄道の玄関口で、ボスフォラス海峡の岸壁に突き出したように建設されています。右の写真のように駅舎正面の西側と南側にはヨーロッパへと渡る連絡船ワプルが接岸され、駅舎に突っ込むように櫛形に配置されたホームからたった50mで乗船できます。右の写真の左奥側、北側の岸壁には貨車を航走するTCDDの連絡船が接岸されています。こちらは火事の際避難して無事だったようです。
こちらのブログで炎上中の写真が公開されています。
オスマン時代の1909年に落成して以来101年間、トルコの歴史を見守ってきたこの美しい駅舎で火災とは残念です。屋根と4階の一部の被害で済んだのは不幸中の幸いでした。