本日なにげにTCDDのHPを眺めたら、すごいチケットが発売されていました。
http://www.tcdd.gov.tr/home/detail/?id=653
トルコ国鉄は昨年3月からアンカラ~エスキシェヒル間に最高速度250kmの新幹線YHTを走らせているのですが、1周年記念として、4月11日まで30日間以内のチケットを10TLで売るのだそうです。
しかも購入期限は、なんと 今日(13日)だけ!
HP曰く、「サプライズ」だそうで。
こりゃ、たまたま今日トルコに居て、しかもTCDDのどっかの駅に買いに行けるようでないと、購入は無理ですな。残念。私が昨年乗ったときはアンカラ~エスキシェヒルがYHT、エスキシェヒル~イスタンブールが接続急行付けてコンビネーションチケット32TLで、アンカラ~エスキシェヒル間のYHTだけだとたしか20TLだったので、半額です。
TCDDはHP上でチケット予約・決済ができるシステムがあるんですが、そっちでも買えるかは、この文面からはなんとも不明です。
YHTいいですよ。車両はスペイン製だし、新しく立派な線路を敷き直した区間では、新幹線並みに揺れないです。右は昨年秋のアンカラ駅でのようす。
数年以内に西はイスタンブール、南はコンヤまで伸びる予定です。
でもここも、延長後の車両は韓国新幹線KTXを導入する予定なんですな。KTXなんて、数年前にフランスTGVの技術を取り入れて開発・開業したばかりなのに、もう輸出! 恐るべし、韓国パワー。
日本なんか、いまだに台湾だけしか、新幹線売れていません(いちおう,中国にも走ってるけど)
日本の新幹線は,いままでなんだかんだと理由をつけて、海外進出に消極的だったもんね。技術は一流でも、商売はヘタな日本人というのを、すごーく感じます。
ちなみに、私が持っている90年代の中国列車時刻表の表紙には、2度も日本の新幹線がパクられて掲載されています。駅売店で購入した時には、さすが中国!と思いましたが。
また、ヨルダンのヒジャーズ鉄道のパンフレットにも、山形新幹線の絵があって、アンマン駅で見た時には「どこに走っとるんじゃ!、ワディ・ラムか?」と思わずツッコミを入れてしまいました。
海外では、新幹線ってすご~く評価されているんだなという証拠?としてご紹介します(中国は違うか) 中央は私が見る限りヨルダン人のなかで一番の働き者、アブドゥッラー国王と、皇太子(というのかな)です。
YHTはこの3月に発売された新しい歩き方トルコ編の巻頭でも、紹介されています。
E03 地球の歩き方 イスタンブールとトルコの大地 2010/地球の歩き方編集室
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