「これを見て、何の古典を書いたかを分かってもらえると嬉しいよね。」


「はい😊」


書いたのは、高校1年生の女の子。



私も久し振りにこの古典を書いていて、


色々な気付きがありました。


この線はもう少し細く。


ここの空間はもう少し狭く(広く)。


ここはもう少し左から。


などなど。


今日は『それを踏まえて、一緒に勉強をした』という感じでした。


「ここはこうだと思うんだ。」


「書いていて、これに気付いたんだ。」


私の言葉に、


「確かにそうですね。」


「本当だ。」


書いている様子を見ていたら、ゆっくりと確認をしながら丁寧に書いていました。


黙って見守ります。


1枚書く毎に線が良くなっていきました。


「どんどん良くなるね。」


「段々分かってきて、少し早く書けるようになってきました。嬉しい😆」


私も嬉しいです。



この古典の臨書を半切に書くときは、



このあたりを臨書するのが定番?



これは半切でも半紙でも。



これも。




王羲之の蘭亭序でした。



女の子本人から、


「これのこの辺りを書きたい。」


と言われたのです。


今日書いたのは1〜5文字目。


5文字ずつくらい、練習していこうと思っています。