昨日は3年生の男の子が体験に来てくれました。
約束の時間にインターホンが鳴り、見ると、
お姉さんも一緒に来たようです。
玄関まで来たところで、中学1年生のお姉さんだと分かりました。
元生徒さんです。
「一緒に書いていく?」
「いいの?」
「いいよ。」
「わ〜い😆」
お母様は隣の図書館で待機。
男の子は、1年生と2年生のときにお姉さん達と一緒に書き初めに来てくれました。
「筆で書くの始めて。」
「初めてじゃないよ。書き初めのときに自分の名前を書いてもらったよ。」
「忘れた😅」
「忘れちゃったの?学校で勉強したことを忘れたら、テストで0点になっちゃうじゃん。」
「0点取ったことある。」
「あるの?」
「名前書き忘れた。」
「名前を書かないと0点になっちゃうんだよね。
でも良かったじゃない。もっと大きくなって大事なテストで名前を書き忘れたら大変だもん。もう忘れないでしょう?」
「うん。」
受け答えが何とも可愛いのですが、
高校1年生のお姉さんもいる末っ子で、家族みんなから可愛がられて育っているのです😊
半紙が1枚になったところで、
「好きな文字を書いていいよ。」
と言ったら、
名前の1文字を書きました。
『か』のゴム印があったので押しました。
名前は漢字で4文字。
この文字だけが習っていない漢字。
「書けるよ。」
「じゃあ、お手本に書く字は全部漢字がいい?」
「うん、漢字がいい。」
「分かった。」
昨日は比較的に涼しかったのですが、
「のどかわいた。」
冷蔵庫のお茶は残り少ない。。。
そこで、ハチミツとレモンのジュースを出すことにしました。
これに塩を入れたら、熱中症予防のジュースになります。
濃いめに作ってあるので、少し水で薄めて出しました。
その前に、お姉さんに「飲む?」と聞くと「欲しい」と言ったので2人分。
「美味しい。」
と言ってくれました。
毛筆の次は硬筆。
名前を書いてもらいます。
「全部漢字がいい?」
「うん。」
お手本を書くのを見てもらい、
『希』の書き順は難しいので、もうひとつ書いて書き順の数字を書きました。
低学年のうちは漢字を書きたがる子が多く、
「新しい漢字を習うよ。」
「わ〜い😁」
と喜ぶのに、段々と、
「え〜😫」
と言うようになる。
娘の2年生のときの担任が、懇談会のときに言っていました。
書き順をしっかり見ながら書いていました😊
お迎えに来たお母様も、
「希の字も書いたんだ。書き順も書いてもらったんだね。あれ?私も怪しいかも😅」
今は小学校では、書き順を煩く言わないと聞いています。
でも『希』や『右』や『必』は決まった書き順で書かないと、形が違ってしまいます。
見ただけで、書き順が違うと分かる字です。
男の子はお母様にしがみついていました。
大好きなママが迎えに来てくれて嬉しかったのでしょう。
「レモンのジュースもらった。」
「私も。」
「あら。」
「美味しかった。」
「良かったねぇ。すみません。」
ここからが本題です。
「お母さんが来たら、習字教室に入るかを話すんだけど。お母さんやお姉さんが『入るといいよ』って言っても、一番大事なのは⚪︎⚪︎くんがやりたいかどうかなんだよ。」
そのように男の子に言いました。
「ここで習字をやりたい?」
お母様がここで「やろう」と言ったので、
「⚪︎⚪︎君が決めるんだよ。」
・・・・・
「やる。」
「分かりました😊」
2人のお姉さんも小学生のときに通っていました。
3人兄弟全員通ってくれるのは、これで2家族目です(もう1家族は3姉妹)。
中学1年生の女の子にも、
「来れるときに一緒に来てもいいよ。」
と言いました。
通っていた頃は、「習い事の中で習字が一番好き!」と言っていて、
「学校での話はしないのに、習字教室の話はしてくれる。」とお母様が言っていました。
近年は「塾に通うので」と退会する子が増えています。
今年の中学1年生のほとんどが、同じ理由で退会しました。
私は「習字は楽しいから、気晴らしと思って来てくれたらいいよ。」と思っています。
女の子は、
「分かった。来れたら来る。」
昨日も、楽しんでいましたから😊