募集期間が短い大学教員公募はデキ公募なのか? | 大学教授を目指す方の強い味方 ~アカデミック・キャリアパス・サポート~

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今年度は残り20日程度になりましたね。

 

「教員公募に応募したけれど、応募先からは不採用の

通知すら届かなかったよ・・・」

 

と嘆かれている方は多くいらっしゃると思います。

 

力が及ばなかったために採用されないケースは当然

ありますが、それ以外にも採用されない理由はあります。

 

大学教員公募の中には「デキ公募」は少なくありません。

 

デキ公募とは、既に採用予定者は決まっているけれど、

表向きには公募という形を取る募集を指します。

 

その見分け方(テクニック)はいろいろとあるのですが、

弊社は長年の経験により、デキ公募をいくつも発見し、

弊社の相談者様に情報提供しております。

 

しかし、残念ながら、デキ公募を見分けることができても、

採用の可能性が高まるものではありません。

 

就職活動を効率化できるだけの話ですので、

この点は踏まえておく必要があります。

 

参考までにデキ公募の見分け方を一つご紹介しておき

ます。

 

ここでのお話しは、助教、講師、准教授、教授、

これら4つの職位についてです。

 

研究員、助手、特任教員については除外します。

 

まず、重要な点は、公募を行う期間に着目することです。

 

デキ公募の多くは、多くの応募者が応募しないよう、

募集期間を短くしています。

 

30日より短い募集期間の場合は、デキ公募の可能性が

高いと弊社では考えます。

 

これがデキ公募を見分ける上での基本的なポイントです。

 

しかし、年度末(1~3月)に行われる公募については例外

です。

 

翌年度の4月1日採用の場合は、それに間に合うよう、

急いで公募を行って採用者を決定しなければならない

場合があります。

 

そのため、募集期間を長く取ることができません。

 

多くの大学において採用者を決定する際には、

応募書類を精査し、候補者を決め、教授会で諮り、理事会

などの上位の会議体で承認を得るという手順が必要となる

ためです。

 

これらの手順で手続きを早急に進める必要がありますので、

募集期間を短くせざるを得なくなります。

 

つまり、年度末に短期間で行われる公募は、例え募集期間が

短い場合でも、デキ公募とは限らないのです。

 

しかし、これらの公募は要注意です!

 

年度末に慌てて公募を行っているような大学は

訳ありの怪しい大学

かもしれません。

 

大学内部でいろいろとあったために慌てて公募を行っている

可能性があります。

 

そのような公募には安易に飛びつかないようにした方がよい

でしょう。

 

ちなみに弊社では、

就職してはならない怪しい大学の情報も相談者様に提供して

おり、相談者様が就職後に困ることのないよう支援しております。